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少年ナイフ Shonen Knife
ミュージシャン |
| 音楽業界ではまだ誰も世界進出を果たしていなかった80年代初期に、突如としてアメリカでブレイク。アメリカで最も成功した日本人バンド『少年ナイフ』が、5年ぶりに北米ツアーを敢行!
そんな彼女らに22年のキャリアを振り返ってもらった。 |
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―日本よりも先にアメリカで認められたわけですが、渡米当初は『少年ナイフ』にとってどんな時代でしたか?
「何も知らないままに、未知の世界へ飛び込んでいった時代(笑)。当時、海外でライブをしているバンドは少なかったし、少年ナイフの場合は、自分たちが現地の友達や知り合いと連絡を取り合って始めたライブが多かったので、土台から自分たちで築いていった感じがします」
―今で言う『逆輸入』の先駆けですよね。
「そうですね。少年ナイフは、日本でずっとマイナーレーベルから曲を発表していたんですが、海外のマイナーレーベルから出したアルバムが日本で認められて、日本のメジャーからデビューすることになりましたからね」
―海外と日本での反響のギャップはありませんでしたか?
「アメリカで最初にライブをした時は、お客さんが飛び跳ねたり、動きが激しくてびっくりしました。今はどちらも一緒なんですけど。活動当初の日本だと、大阪だったらステージから何か言えば、ボケとツッコミみたいに返ってくるんですけど、東京はたまにしか行かないので『しっかり見るぞ!』というお客さんが多かったですね」
―ロックの本場アメリカでライブをする際に、「英語の曲を作らなきゃ!」などの特別な意気込みは無かったですか?
「アメリカへ行く前から英語の曲も日本語の曲も作っていたので、日本でライブをやるように、同じようにアメリカで演奏しました。ただ英語の歌詞はちょっと文法的に間違ったりしていたんですけど、当時は(笑)」
―そういうことを渡米前にチェックしたり、直したりしなかったんですか?
「なかったです! あの、間違ってないと思っていましたから、その時は(笑)」
―日本を飛び出して海外へ来る若者の中には、まず英会話学校へ通わないと不安だという人達も多いですけど、その辺はさすがというか、ロックですね。
「英語は、必要だからだんだん覚えていったって感じですね。もちろん習いに行ったこともあるんですけど、英語でインタビューを受けたりとか、英語の手紙に返事を書いたりというのが一番効果的な勉強になりましたね」
―数多くの海外のミュージシャンからリスペクトされたり、トリビュートアルバムが出たり、今までのレコーディングにも随分多くのゲストが参加されていますよね。音楽以外の部分では彼らとどういう交流をされているのですか?
「日本へライブに来たらそれを観に行ったり、一緒にカラオケに行ったりしています。『Presidents
of the United States of America』が大阪に来た時は大変でしたね、彼らは歌を唄うのが好きで、ライブが終わってからもまだ歌いたいっていう凄い人たちで(笑)。『Nirvana』が大阪に来たときは一緒に晩ごはん行ったりとかしました」
―今回全米で発売される『Heavy Songs』や最新作の『Candy Rock』は、現在の日本の音楽シーンにおいてどういう位置にあるアルバムだと思われますか?
「現在の日本の音楽シーンって難しいな。わりと一つのタイプの音楽が流行ると、そのタイプの真似をしたような、スタイルを踏襲したようなバンドがたくさん出てきて、それが一つの波になったりすることが多いんですよね。でも、少年ナイフの場合、その一つのスタイルにとらわれない色んな要素を持っているし、取り入れているので。そういう意味では、まぁユニークな存在ではあるのかな? とは思いますけど」
―今回の北米ツアーはどのようなステージになりますか?
「昔からのお客さんが聞きたいなって思っているような曲、『グレイテストヒッツ』みたいなものと、『Heavy Songs』からの曲が中心になると思います」
―トロント公演はちょうどハロウィン前夜なので、きっと街中仮装の人でいっぱいだと思いますよ。
「え、一日前からもうそんな感じなんですか? じゃあ何か用意していかないとダメですね。ツアーマネージャーがトロントに住んでいる人なのでちょうどいい! 早速打ち合わせをします(笑)」
―トロントで思い出に残っているものはありますか?
「トロントの中心街っていうか、洋服屋さんがたくさんある辺りによく行きました。街がキレイだし凄く好きです。それに人がすごく優しいですね」
―最後に、トロントで待っているファンの方々に一言
「アメリカ・カナダツアーをするのは5年ぶりで、トロントは何年ぶりか忘れてしまうくらいなんですけど凄く好きな街なので、そこでまた、色んな日本人に会えるのが楽しみです。ライブでは思いっきり頑張りますので、一緒に楽しみましょう!」
インタビュー/トモレノン |
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少年ナイフ
70年代後半からのパンク・ムーブメントに影響を受けた山野直子(写真左)と山野敦子(写真右)の姉妹を中心に、1981年大阪にて『少年ナイフ』結成。86年にアメリカで発売されたアルバムから火が点き、瞬く間に全米、イギリスで人気に。92年ファーストメジャーアルバム『Let's
Knife』をリリース。翌年にはCMJチャートで初登場1位、MTVやCNNでも取り上げられ一大センセーションとなる。Nirvanaの故カート・コバーンやSonic
Youthのサーストン・ムーアをはじめとした海外ミュージシャンにも熱狂的に支持される稀有な存在。 |
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『Heavy Songs』
2003年発売
2002年に発表された、同名アルバムの英語バージョンが北米ツアーに合わせて遂に登場!『An Elephant Insect』ではカナダのロン・セクスミスとデュエット、故ジョージ・ハリソンに捧げた『Mango
Juice』収録など聴き所満載! |
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『Candy Rock』
2003年日本発売のみ
少年ナイフの最新作。山野直子、山野敦子を中心にギター、ベース、ドラムのシンプルな構成でレコーディング。原点回帰とも言えるパンキッシュなサウンドと全曲日本語詩というオリジナリティー溢れるアルバムが完成。 |
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『MILLENNIUM EDITION』
2001年発売
全曲英語詞によるベストアルバム。新旧代表作をはじめ、サーストン・ムーア(Sonic Youth)との共作や、モンキーズのカヴァー「Daydream Believer」等収録!
英語曲だけを集めたベストってあたりがとっても少年ナイフらしい。 |
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