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Bonnie Pink
ボニ−・ピンク
シンガーソングライター |
| 聴く者の心へストレートに響くその詞は飾らない本人そのまま。シンガーソングライター、ボニー・ピンクの澄んだ歌声は、トロントの観衆をも魅了した。 |
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トロントのダウンタウン、とあるホテルのカフェに彼女は居た。小柄ながら透明感漂う容姿が一際目を引く。微笑むたびに揺れるアシンメトリーなロングピアスが、スタイリッシュな雰囲気に映える。もはや個性派女性シンガーといったカテゴリーには収まりきらない存在感を放つボニー・ピンク。今回は、先月行なわれたカナディアン・ミュージック・ウィークに参加するためトロントに降り立った彼女に、お話を伺った。
レコーディングなどで日本を離れることが多いというボニー・ピンクだが、カナダを訪れるのはこれが初めてだという。
「(トロントは)思っていた程、寒く無いですね。寒いといえば、私、寒い国のイメージが強いってよく言われるんですよ。今まで訪れたことのある都市で1番気に入った場所はニューヨークですけど、ちょっと前はハワイにはまってて、フラダンスを習ったりしていました。私、何か一つのことに夢中になっても、すぐ他の事に興味が湧いて…」
自らを飽きっぽい性格だと語る彼女だが、曲作りとなると突如として異なる顔を見せる。
「曲を作るときは、家で、鶴が機織りをするように、コツコツ作ります。『誰も見ないで!』って感じですね(笑)。1〜2カ月の作曲期間をもらって書くんですが、と言っても、一日中書いてるんじゃないですよ。1日の8割はだらだらして…(笑)、残りの2割ぐらいで集中して詞を書いたり、メロディを作ったりします」
また、彼女の魅力の一つであるストレートな詞についてはこう語る。
「(詞の)半分は自分の体験ですね。自分の体験から作っていない曲は、主人公とか、歌っている内容を自分自身に置き換えたり、小説家が考えるみたいに舞台設定などを考えてから書くんです」
シンガーソングライターとして生まれ持った才能を見事開花させた彼女だが、決して特別な環境で育ったわけではない。
「作曲を始めたのはデビューが決まってからだから、遅いんですよ。22歳ごろからですね。でも、歌うことはずっと好きで、小学生のときには合唱団に入っていました。もちろん、その時は歌手やエンターテイナーを目指して…という感じではなく、表現者になりたいっていう夢もなかったですね。大学を卒業したら銀行員にでもなろうかって思ってたんですよ。昔、そろばんをやっていて、計算が得意だったというだけなんですけど。お父さんが、『銀行員とか、いいんじゃないか』って。だから、シンガーソングライターにならなかったら、銀行員。もしくは、旅は嫌いじゃないのでツアーコンダンクターとかね。後は、そうですね…モノを書くのが好きだから、雑誌の編集者とか、素敵だなと思いますね」
今回は、制作活動をいったん保留してトロントを訪れたという。
「カバーアルバムを作っています。これは人の曲を私がカバーして歌うもので、6月にリリース予定です。オリジナル(アルバム)と平衡して作ってるんですが、オリジナルは9月に。実は9月で私の10周年がちょうど終わるんですよ。だから、10周年祝いにもう1枚出しちゃおうということで…。オリジナル・アルバムを出した後に、ツアーも計画しています」
そして、機会を作って是非、またトロントに来たいと語ってくれた。
「ワンマンでライブをやりたいですね。それをするにはまず、CDをリリースしなきゃね。今まで10年間やってきたんですが、国内の活動のみで、ライブのために海外に出だしたのは今年からなんですよ。ずっとやりたいなって気持ちはあったんですが、日本と海外の両方をやるのはスケジュール的に大変なので…。でも、10年ひと区切りということで、これから再スタートしたいと思ってます」
背伸びをしないからこそ伝わる、等身大の魅力が溢れる。飾りを一切抜き去った後に残る、自然体であることの清々しさだ。
「誰か1人を目標にするというより、そのあり方、その人にしか出来ない歩みをしている人になりたい、そして、ユニークな存在でありたい」
というコメントからも、流されず、『自分』でいることへのこだわりと潔さを感じる。そんなストレートな彼女のメッセージが、世界中のリスナーの胸を激しく揺さぶる時も近い。
インタビュー/西尾 裕美 |
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Bonnie Pink
京都府生まれ。95年、大学時代のサークル活動がきっかけとなり「Blue Jam」でデビュー。アルバム「Heaven's Kitchen」、「evil and
flowers」では、スウェーデンの有名プロデューサー、トーレ・ヨハンソンが参加、話題となる。02年に発表したシングル「Tonight, the Night」は、全国FM局OAチャート1位を獲得。また、昨年5月には7thアルバム「Even
So」をリリースした。 |
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| iTunesミュージックストアUSAでボニー・ピンクの曲が視聴できるようになりました。 |
| アップルコンピュータが運営するオンラインミュージックストア「iTunes R Music
Store USA」にアクセスし『SXSW2005 Japan』をサーチ! アルバム内に収録されたボニー・ピンクの曲『Fish』を試聴することが出来ます。 |
*iTunes Music Storeでは各種のクレジットカードが利用可能だが、請求書送付先住所が米国のユーザーのみ対象となっているため、カナダや日本からは試聴のみ可能。(4月1日現在)
詳細はアップルウェブサイトwww.apple.com/itunesへ。 |
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