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バサースト駅から北へ5分ほどにある、『the trane』。この雰囲気のいいギャラリーの中に、『IRIE CARIBBEAN
RESTAURANT』はある。ジャマイカ出身のオーナー、リロイさんが「もっとジャマイカ料理を知ってもらいたい」と始めたのが、このレストランである。
生活の知恵から生まれた味
ジャマイカ料理の一番の特徴は、たくさんの香辛料を使うという点。一年を通じて最高気温が30度を超すジャマイカでは、香辛料を使うことで食べ物のいたみを防ぐのである。ジャマイカの代表的な農作物ピメントから取れる香辛料、オールスパイスを始め、クローブ、ベイリーフ、ブラックペッパー、ローズマリー、シナモン、ナツメグなど、それぞれに風味の違う様々なスパイスを駆使して作るジャマイカ料理は、非常に味わい深い。そして、その味わいを生かすために、焼くだけ、煮るだけといったシンプルな料理法で作るのが、ジャマイカ料理の特徴である。
ここ『IRIE CARIBBEAN RESTAURANT』では、こうした典型的なジャマイカ料理に洗練を加え、アメリカ南部の味も取り入れた、オリジナリティ溢れる料理が楽しめる。
見た目も味もおいしい料理
この店一押しのStewed Chickenは、骨付きチキン胸肉を一旦グリルしたあと、玉ねぎ、トマト、各種スパイス、ハーブと共に煮込んだ一品。スパイスがしっかりと染み込んだチキンと、甘みのあるトマトソースが口の中でなんともいえないハーモニーを織り成す。ボリュームも満点で、男性でもきっと満足できるはず。
他のオススメはJerked Shrimp($8.95)。これは、各種香辛料とニンニク、ラッキョウなど匂いの強い野菜からなるジャマイカ独特のジャーク・ソースに漬けたエビをグリルしたもの。ピリッとした辛さと、プリプリのエビの食感がたまらない。Seafood
Gumbo($8.25)は、オクラ、あさり、ライス、野菜がふんだんに入ったトマト味のスープ。トロトロとした食感がある上に具だくさんなので、『飲む』というよりは『食べる』といった感じのスープだ。
嬉しいことに、ここではケータリングサービスも行っている。10人分の注文からの受付なので、大人数パーティーのときに利用してみてはいかが。
文/東野有紀
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