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ミッドタウンとして賑わうエグリントン駅周辺。学校やオフィスが多いことから、リーズナブルで美味しいお店は非常に重宝される。そんなわけで学生やビジネスマンに大人気なのがベトナム・タイ料理レストラン『Rex
Saigon』。同じ東南アジアの国とはいえベトナムとタイの食文化はやはり、少し異なる。そんな二ヶ国の料理がバランス良くラインナップされているのは、オーナーのマイケルさんが、ベトナム生まれのタイ育ちであることに由来する。
ベトナム料理とタイ料理
マイケルさんによると、ベトナム料理はマイルドで中華料理に似たところがあるそうだ。しかし、油が控えめなのでとてもあっさりとしている(ので、食べ過ぎてしまう)。
一方、タイ料理はライム、バイマックルー(コブみかんの葉)、チリペッパー、レモングラス、爽やかな香りで生姜に似ているガランガルなどのスパイスが多く使われ、ちょっと辛め。例えばトム・ヤン・クンは見るからに赤くて辛そう!なのだが、酸味と辛さの丁度いいバランスと、すがすがしいレモングラスの香りが手伝って、クセになる味。さらに、良く使われるのがココナッツミルク。こいつはスゴイ。何がスゴイって、料理にもデザートにもドリンクにも使われるオールマイティな食材なのだ。そして、その独特の風味が料理にエキゾチックさを出すのである。
白く輝くグリーンカレー
そんなココナッツミルクを使うタイ料理の代表選手がグリーンカレー。グリーンといっても、ココナッツミルクが使われているので、実は『白い』のだ。では、なぜグリーンカレーなのか。それは、使っているタイのスパイス(見えないとこでね)からきているのだ。また、こちらのお店では、豆やアスパラガスなど具に使われる野菜もグリーンである。パラパラのタイ米に白いスープ状のグリーンカレーをかけて、一口パクリ。おや、思っていたよりクセがなくてまろやか。タイのスパイスの爽やかな風味。やや遅れて辛さがくるが、辛くなければおそらくがっかりするので、これがベストなのだ。
ムール貝やホタテ、イカ、エビなどがココナッツミルクのマイルドさとぴったりなこのシーフード・グリーンカレー以外にも、チキンやビーフ、そしてベジタリアンのグリーンカレーも揃っているので、お好みの具で召し上がれ。
暑い夏にぴったり!のタイ料理をはじめ、「マレーシア風やシンガポール風のメニューもあるので、誰にでも喜んでもらえますよ」とにこやかに話すマイケルさん考案のバラエティ豊かな『Rex
Saigon』の料理の数々を、気の合う仲間たちと賑やかに楽しみたい。
文/四方奈央子
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