バサースト駅とクリスティ駅のほぼ中間にある『ホドカジャ』。韓国語で『ウォルナッツ(くるみ)ケーキ』と名づけられたこの店は、その名のとおりウォルナッツケーキの専門店。その『ホドカジャ』からご紹介する、この夏ぜひ食べて欲しいイチオシのデザートが、韓国の夏の定番『パッビンス』である。
自家製あずきがたっぷり
韓国語で『パッ』はあずき、『ビンス』は氷。「暑い日には一気に20個のオーダーが出ることもあって、大変な忙しさだよ」と笑うオーナーのジョンシクさんが、かき氷機でカラフルな器にきめ細かい白い雪を積もらせる。ジョンシクさんのこだわりは「キューブではなく大きなかたまりの氷をそぎ落とすことで、舌触りの良いさらさらのかき氷をつくる」こと。その上に濃厚な無糖練乳(エバミルク)をかけ、5時間かけてゆっくりと煮詰めた自家製のふっくらあずきをこぼれ落ちそうなほどたっぷりとのせる。飾りにフルーツ、チェリー、そしてアクセントとなるきなこをパラパラッとあしらい、完成!
本来なら、韓国風(ビビンバ風)にまぜまぜして食べるそうなのだが、まずはあずきだけを味わおう。甘さ控え目でやわらかいが粒のしっかりしたあずきは、ちょっぴり日本を思い出させる望郷の味である。あずきと一緒に氷の山をそろそろと崩し、ミルクで少しトロッとなったかき氷を口に運ぶ。ミルクとあずき、なめらかなかき氷のバランスがちょうど良く、甘さも程よい。氷の冷たさがのどに心地良く、なんだかほっとするのである。
良質の材料へのこだわり
12年前、ジョンシクさんはここに『ホドカジャ』を開くに当たり、カナダ人やアジア人の好みを徹底的にリサーチし、くるみとあんこ、くるみとマッシュポテト、アーモンドとマッシュポテトの三種類のウォルナッツケーキを考案したという。
そんなジョンシクさんは使用する材料にもこだわりを持っている。卵、牛乳、小麦粉といった基本の材料は、ファームや工場から直接仕入れる新鮮なもののみを使用。「良い素材を使えば確実に味に違いが出るから、リピーターが増えるんですよ」とジョンシクさん。ウォルナッツケーキの中身のあんも手作りで、とってもやさしい甘さだ。一口サイズなので食べだしたらとまらない! コロコロッとかわいいくるみの形をしたウォールナッツケーキの焼き上げは1日2回(12時と17時)で、毎日約三千個が飛ぶように売れていく。
ほんのり暖かいウォルナッツケーキはお土産にして、夏の暑さで疲れた体には、韓国の冷たく甘いデザート『パッビンス』で水分と糖分補給を。
文/四方奈央子 |
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▲Walnut Cake (6for$1.10〜)
機械が動き出して焼き上げが始まるとなんだかワクワク! たくさんの鉄板がグルグル回り、段階を踏みつつウォルナッツケーキ3兄弟(3つずつ生まれるので)が焼き上げられる。焼きたてのいい匂いに誘われてやってくる客多し。 |
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| Korean Pancake (1for$1.00) |
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| ウォルナッツケーキは6個から購入できる。12個、32個、66個を購入するとホドカジャのロゴが入った、かわいいピンクの箱に入れてくれる。 |
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