パステルカラーでまとめられた店内には、昔懐かしい形の可愛らしいテーブルと椅子、照明器具など、どこかフィフティーズの小粋なダイナーを彷彿させる。それもそのはず、この店のテーマは「50〜60年代のミルク・バー」。シェイクや軽食などを扱う小さな喫茶店を、昔はミルク・バーと呼んだのだそうだ。ここは、30代のオーナーが、彼の視点から見た古き良き時代を再現した憩いの場所なのだ。
遊び心満点のメニュー
まず出されたメニューを見て、「?」。ヒッピーで有名なサンフランシスコの『ハイト・アッシュベリー』に、60年代のアーティストに人気だったNYの『グリニッジ・ビレッジ』、『ゴッド・ファーザー』って有名なあの映画のこと? 『マーロン・ブランド』は確かその頃の俳優だったよね、というようにフィフティーズやシクスティーズに話題になった場所や映画、人、本、音楽の名前がメニューにずらりと並ぶ。説明書きがあるので、どんな料理が出てくるかは読めば解るけど、その日の気分で「今日は『ジョン・ウェイン』!」なんてオーダーを決めるのも面白いかも知れない。
今回は、10種類もあるワッフルの中から『バチェラー・パッド・ロイヤル』をお願いした。さて、ワッフルが運ばれてくる間に、ここを訪れる際の注意点を教えよう。
(1)運ばれて来たワッフルを見て思わず歓声をあげてしまわないよう、心の準備をしておきましょう。
(2)食べきれなくて悔しい思いをしないように、一人で行く場合はお腹をスッカラカンにして行きましょう。
フルーツ、クリーム、アイスクリーム
あなたならどれから食べる?まずは上にのった生クリームから。きめ細かく泡立てられた生クリームは甘いのかと思いきや、その下のアイスクリームと一緒に食べて調度いい甘さ。考えてある! なんて関心してる間に、熱々のワッフルが生クリームとアイスを融かしてマーブルを描く。ワッフルが隠れるほどたっぷり盛られたフルーツをそのマーブル・ソースと一緒に口へ運べば「あぁ、しあわせ〜」と思わず口にしてしまうはず。その下のワッフルもしっかりした食感で、外側はカリッと焼き上がっている。熱々ワッフル、ひんやりアイス、フレッシュ・フルーツ、さっぱりクリーム、どのコンビネーションで食べても心が宙に浮いてしまうはず。
ここは、ワッフルもさることながら、ミルク・シェイクの種類も豊富。甘いものを食べる気分じゃないという日には、パニーニ・サンドウィッチというオイシイ選択肢もある。もちろん、コーヒーなどもちゃんと用意されている。古き良き時代を話のネタに友達と楽しいひと時を過ごしてはいかが?
文/岸 黄葉 |
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THE GODFATHER ($6.25)
ローズマリー・フォカッチャに生ハムやアーティチョーク、サン・ドライド・トマトといったエキセントリックな食材を挟み、チーズがとろけるまでグリルされたこのサンドウィッチの名前は『ゴッド・ファーザー』。 カリッと一口頬張れば、バジル・ペーストの香りが口いっぱいに広がる。 |
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| SHAKE各種 ($2.99〜) |
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| 明るい雰囲気の店内には50〜60'sに流行ったレコードのジャケットや、話題になったポスターが飾られている。 |
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