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深夜過ぎ、パーティーやクラブからの帰りに食べるスナックの定番はピザや街角のホットドック。そんなお決まりコースをフレッシュに、そしてヘルシーに打ち砕こう! と開店したのがブリトーボーイズだ。クラブが建ち並ぶリッチモンド×ピーターに、5人入れば店内は満員の小さな本店と、アデレード・ウエスト×ダンカンにゆったりとした間取りのアデレード店と、便利なロケーションが嬉しい。
シンプルメニューの落とし子
ブリトーボーイズのメニューはシンプル極まりない。ブリトーが大小それぞれ5種類、ケサディアが4種類と、それだけなのだ。なんとも小気味がいいではないか。これはオーナーシェフ、イアンさんの信念によるもの。ブリトー屋はブリトーのみに集中し、そのクオリティの向上のみに努めよ! とこれまた潔い。
また、ブリトーの中身も、単純にタンパク質類の全てのカテゴリーを取り入れようと決めた結果がビーフ、チキン、ポーク、フィッシュ、ベジ(ソーヤプロテイン)の5種類。そしてその中から今回紹介するのはハリバット(オヒョウ)のブリトーだ。フィッシュ項目の調理法を考えていたイアンさんは試行錯誤の結果、カナダ東海岸で人気のフィッシュ・アンド・チップスが最もカナダらしい『フィッシュ』ではないかと考えついた。そして、その料理によく使われる魚であるハリバットを、まさにフィッシュ・アンド・チップスの調理法と同様、衣に包んで揚げてからブリトーにクルリと包み込んでみた。それがこの、ブリトーボーイズ完全なるオリジナル、ハリバット・ブリトー完成までの道のり、という訳だ。
うれしいズッシリ感
ブリトーの中に入れるトッピング類(10種以上)は各自の好みで選ぶ設定だ。もちろんお店の人に任せるのも手だが、やはりここはカウンター越しにヘルシーでフレッシュな野菜各種や、ボーイズオリジナルのサルサ、ビーンズなど自分好みのブリトーを完成させて欲しい。そうして選んだトッピングはハリバット(または、あなた好みの肉類)と一緒にトルティーヤ(皮)にクルクルっと包まれ、大きな天板でしばし焼かれる。注文から出来上がるまで大体4〜5分。その場で調理される新鮮さを存分に味わう事が出来る。
そして食欲旺盛な男子諸君への吉報はその『量』。 見た目はそれほどでもない12インチ(Large)だが、カウンター越しに受け取った手が床に落ちないように気をつけて欲しい(大げさだが、そう感じるほど実にズッシリとした重量感があるのだ)。
クリスマスショッピングや年末のパーティーなど、ダウンタウンに出掛ける機会が多くなるこれからの時期。そんな時にお腹がすいたら、昼も夜も大人気で大満足なブリトーボーイズへ是非足を運んで欲しい。
〈文・写真/岸 黄葉〉
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