ローズデール駅の向かいに位置する「Black
Camel」は、今年7月にオープン3周年を迎えるサンドイッチバー。トロントの舌の肥えたグルメ達の間ではすでに定番となっているこの店、その売りはオリジナル・サンドイッチだ。店の前に設けられたパティオでのんびり…は、もちろん、テイクアウトをして公園などの緑の中で楽しむのにぴったりなこのサンドイッチ、なんと、シェフのアーウィンはかつて弁護士であったという。「業種の異なった、何かをクリエイトする仕事がしたい」と意気込んでこのサンドイッチ・バーを開業した。そんな異色のキャリアを持つシェフの腕から生まれるサンドイッチ、その人気の秘密とは?
こだわりの食材で「オリジナリティ」を演出?
「Black Camel」のサンドイッチに使われるのはポルトガル・パン。いくつもの種類を試した結果、「これしかない!」とアーウィンが選んだパンだ。ポルトガル人によって作られるこの自慢のパン、カリッと焼き上がった表面に対し、中は驚くほどフワフワ。そして、このパンと相性バツグンなのが自家製のBBQソース。隠し味にメープルシロップが加えられている。しつこくない、さわやかな甘さを追求した結果生まれた、オリジナルソースだ。そして注目のサンドイッチの中身…。今回いただいた「Beef
Brisket」とは、牛の胸部の肉のこと。香り豊かなスパイスで3日間漬け込み、ローストすること12時間、さらに丸1日かけて寝かせている。5日間、じっくりと愛情を注がれた素材は、手で簡単にほぐれるほど柔らかい。
口あたりのやわらかさと濃厚な味わいにビックリ!!
サンドイッチはオーダーが入ってから、一つひとつ丁寧にシェフの手によって作られる。『美味しく、高品質のものを素早く提供すること』がモットーのアーウィン。さすがにその手さばきはスピーディー。鼻歌混じりの軽やかな身のこなしで作られたサンドイッチを、早速いただく。ひと口頬張った瞬間、「ふんわり」としたパンの愛しいほどの柔らかさに出会う。そして肉の持つうまみは、手間ひまをかけた分だけ奥が深く、濃厚だ。特製ソースもサンドイッチ全体によく絡んでいる。添えられたスライスオニオンは、シンプルにバターだけで炒められたものだが、口に入れるとまるで、キャラメルのような甘い風味が広がる。オニオンの存在が濃厚に味付けられたビーフにまろやかさを加わえ、全体をやさしい味にする。ボリュームはあるものの、パン、メイン、添え物、そしてソースが完璧なコンビネーションを見せるこのサンドイッチなら、ぺろりと完食してしまうにちがいない。
「Black Camel」でのオーダーは、好きなメインの肉(もしくは野菜)、ソース、香辛料をチョイスする。その時の気分にまかせて、「My
Style Sandwich」を頭の中に描きながら注文するのも、ワクワクして楽しいもの。「この『完璧なサンドイッチ』を一度口に入れたら、ほかのサンドイッチは二度と食することが出来ない!」と豪語するアーウィンのサンドイッチ。シェフのこだわりを細部にまで感じながら、いろんなチョイスをして楽しんでみよう。
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▲Roasted Roma Tomato, Sweet Red Pepper, Arugula & Eggplant
($6.50)
野菜それぞれの甘みが引き立つベジ・サンドイッチ。 |
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▲Original Cookies
(各$1.25)
店のシンボル「ラクダ」をモチーフにしたかわいらしいクッキー。 |
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| ▲カフェのメニューもある。カウンターやパティオでのんびり過ごそう。 |
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