ダウンタウンのど真ん中に、知る人ぞ知るイタリアン・レストランがあるという情報をキャッチ、早速現場へ。「VAGABONDO」はオフィスビルの一階にありながら都会の喧噪を感じさせないレストラン。大きな窓から光が降り注ぎ、モノトーンでまとめられたインテリアはモダンな雰囲気だ。オーナーのマルコはイタリア出身。親族がローマで有名イタリアン・レストランを経営しており、子どもの頃からレストラン・ビジネスを間近に見ながら育った。
イタリア料理とひと口に言っても、家庭料理、伝統料理、そしてアレンジを加えたモダンな料理と幅広い。お客さんの期待に応える多様なメニューはこの店の自慢の一つだ。
イタリア産トマトで作った最高のトマトソース
この店でもっとも人気なのが「Risotto Tuto Mare」。新鮮なシーフードをふんだんに使ったトマトソースのリゾットで、カラフルでドラマチックな盛り付けに目を奪われる。イタリア、ドイツ、トロントの有名イタリアン・レストランで修行を積んだシェフのウィリーは、伝統的なイタリア料理に現代的なアレンジを加えるのが得意だ。
シーフードに目がない私、まずはP.E.I.産のムール貝からスタートした。新鮮でプリプリしたムール貝、そして、それに添えられたトマトソースの、シンプルだが凝縮された旨味の素晴らしさに驚く。シェフの数だけトマトソースの味もあると思うが、彼のトマトソースは正に私のストライクゾーン!
トマトの甘みを程よく生かし、ガーリック、オーガニックのバジルとオレガノが、ソースに深みとフレッシュさを加えている。オーガニック素材は、香りや味わいが際立って強いという。素材の仕入れは、基本的に地元の新鮮なものにこだわっているが、トマトだけはイタリア産トスカーノという種類を使用。このトマトソースで作られたリゾット、これはもう間違いない!
海の香りがする豪華リゾット
イカ、タイガーシュリンプ、ホタテ、カニなど豪華シーフードを細かく刻み、オニオンなどの野菜とともに前述のトマトソースで炒める。隠し味はホワイトワイン。同時に別の鍋で米を半炊きにしておく。米はリゾットに最も適していると言われるイタリアから輸入されたアルボリオ米を使用。粒が大きめで、水分を多く含んでふっくら炊き上がるのが特徴とのこと。そのアルボリオ米と下ごしらえしたシーフードとをひとつの鍋に合わせて、海の幸のダシがたっぷり出たトマトソースで炊き上げるのだ。火を通しすぎると固くなったり、身が崩れたりするシーフードをウィリーは、それぞれ完璧な食感に仕上げている。最後にパルメザンチーズを全体に混ぜて完成。
イタリア料理にはこってりとしているイメージがあるが、彼の料理は爽やかでライト。飽きることなく食が進む。「VAGABONDO」では色々試してみたいというお客さんのリクエストに応えて、全てのパスタ料理は大・小のサイズが選べるとのこと。友達同士何人かで訪れて、店自慢のホームメイドパスタ、ピザなども食べ比べてみたい。
〈文・写真/大村 絵理〉 |
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▲Pizza Bianca
($16.00)
ポテトとベーコン、モッァレラそしてパルメザンチーズのピザ。石釜で焼かれたピザは熱々で冷めにくい。 |
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▲Pollo Porto Fino
($21.00)
モッツァレラチーズの下には生ハム、スライスしたナス、チキン、ポテトが隠れている。ボリュームたっぷりの一品。 |
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| ▲奥にはクラシックな雰囲気の席もある。カーテンで区切り、プライベートパーティーにも対応。 |
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