シーフードでもお肉でも(たとえ高カロリーでも)美味しい物は何でもいただきます! がモットーの私にとって、ベジタリアンフードというのは何となく魅力に乏しいというか、寂しい食べ物という印象があった。そんな私の勘違いを正してくれたのがベジタリアンレストラン「Le
Commensal」。モントリオール発で、ケベックシティなども含めて7店舗を展開するベジタリアンレストランの草分け的存在だ。体に良いだけでなく、見た目の美しさ、そして”美味しさ“を追求するというのがコンセプト。トロントにオープンして12年という歴史が、お客さんからの信頼を物語っている。
100種類を越すメニュー
この店の特徴の一つがメニューの豊富さ。サラダやアペタイザーなどの冷たい料理、おかず系の温かい料理、スープ、デザートが全てバッフェ形式で、何と合計100種類以上! 自分で食べたい物を食べたい分量だけ取りわけるのだ。普通のバッフェと違うのは全てが量り売りで、食べた量で料金が決まる。そうすることによってお客さんが真剣に自分の体に必要な食事を考え、さらに食べる量をコントロールするようになると教えてくれたのはオーナーのスザンナ。最近、生野菜不足が気になっている私は、サラダ2種類と人気の「Leek
Quiche」を試してみることにした。
キッシュと言えば、フランスのパイ料理。いかにも高カロリーというイメージだか、ここでは卵も生クリームも一切使っていない。見た感じは普通のキッシュだが、中身はリーク、スクウォッシュ、そして豆腐! 日本の長ネギよりも更に太いリーク、オンタリオ州では春になるこれからが旬だ。北米でおなじみのバターナッツ・スクウォッシュはカボチャの様な、黄色くて甘みがある野菜。豆腐はケベック州で作られる手作りのものを使用しており、材料はなるべくオーガニックなもの、または地元近郊で採れる新鮮なものを求めている。
さて豆腐入りキッシュの味や如何に?食感は豆腐が効いているのかふんわり、なめらかで色合いも綺麗。キッシュのクラストは食物繊維やビタミンを多く含むホールウィートを使用しており、カリっと香ばしい。ヘルシーさへのこだわりは徹底されているので低カロリーなのだろうが、お腹はちゃんと満足できる一品だ。
ヘルシーな日本食材を使ったサラダを添えて…
付け合せにいただいたセロリ、レッドペッパー、ほうれん草など生野菜がたっぷりのサラダは、溜り醤油ドレッシングでちょっと和風テイスト。そしてお勧めは「あらめ」のサラダ。関西出身の方には馴染みがあるかもしれないが、海藻の一種で昆布の仲間。黒くてヒジキの長いバージョンの様だが、鉄分、カルシウム、食物繊維が豊富で体に良いこと尽くめ。こちらもノンオイルのドレッシングでさっぱりいただこう。いつも健康でありたい、体に良い物を美味しく食べたいという思いはきっと誰もが同じく持っているはず。難しいことはヌキにして、いつも頑張ってくれている自分の体のために、ヘルシーで美味しい食事を適量食べる、そんな基本を思い出させてくれるレストランだ。
〈文・写真/大村 絵理〉 |
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▲Commensal Veggie Pate
($2.29/100g)
ひまわりの種とキャロットやオニオン等の野菜で作られたパテ。オリジナル、ペッパー、クランベリーの3種類の味がありパッケージ売りもしている。 |
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▲Desserts
($2.59/100g)
*写真はトータル$3.90
デザートバーのメニューも豊富。白砂糖は一切使用せずブラウンシュガー、メープルシロップなどを使ったヘルシーデザートの誘惑には勝てない!? 奥から時計回りにMaple
Syrup Pie、 Fruit Cake、Date+Walnut。 |
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| ▲広い店内にはオーガニック食品や関連書籍などもある。 |
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