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ムービー
 

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All photos©Warner Bros.
[犯罪/コメディ/ドラマ]
公 開:1月30日(金)より
監 督:ジョージ・アルミテージ
出 演:オーウェン・ウィルソン、モーガン・フリーマン、チャーリー・シーン
サイト:thebigbounce.warnerbros.com
2004-USA-Rated PG13
The Big Bounce
ザ・ビッグ・バウンス
冬の寒さを吹き飛ばす能天気クライムドラマ
舞台はハワイのノースショア。温暖な気候と美しい景色を誇るこの土地に、詐欺師でサーファーのジャック・ライアン(ウィルソン)がやってきた。島の裁判官を務めるウォルター・クレウェス(フリーマン)の世話人としての仕事を得たジャックは、地元の権力者であるウォルターと共謀してある計画を実行する。それは、裕福だが胡散臭い土地開発者で、ウォルターの長年のライバルでもあるレイ・リッチー(ゲイリー・シニーズ)とその仲間達を陥れるというものだった。
一方ジャックは、セクシーで小悪魔的な魅力を持つ女性、ナンシー(サラ・フォスター)と出会い、彼女に夢中になる。しかしここで問題が一つ。ナンシーはジャックの敵、レイの愛人なのだ…。
ゲット・ショーティー』、『ジャッキー・ブラウン』の原作で知られるエルモア・レオナルドの小説を元にしたこの作品。実は69年にアレックス・マーチ監督により映画化されている。見どころに乏しい演出のせいかあまり評判の芳しくなかったこのオリジナル版を、今回『グロスポイント・ブランク』のジョージ・アルミテージ監督がリメイクした。常夏のハワイを舞台に能天気なトーンで展開されるこのリメイク版は、原作の気の利いた会話やストーリーの面白さを120%引き出している。
その能天気さにピッタリはまっている主演俳優が、ここ数年で人気急上昇中のオーウェン・ウィルソン。兄のアンドリューと弟のルークも俳優だが、中でも一番アクが強くスター性があるのがオーウェンだ。彼は自分の個性を野放しにした演技でコメディからシリアス映画までこなし、『ロイヤル・テナンバム』では脚本も手掛けてアカデミー賞脚本賞にノミネートされるなど、その才能は映画界でも一目置かれている。
今回もとぼけた顔つきと平べったい鼻声で、詐欺師ジャックのカリスマ性を表現するオーウェン。そんな彼を周りで支えるのが『セブン』のモーガン・フリーマン、『フォレスト・ガンプ』のゲイリー・シニーズ、『スナッチ』のビニー・ジョーンズ、『プラトーン』のチャーリー・シーンという個性豊かな顔ぶれだ。
オーウェンを中心にベテラン俳優陣が繰り広げる、辛口でクレバーな会話劇が見所のこのクライムドラマは、暗く寒いトロントの冬に明るさをもたらしてくれるはず。

文/志音 真人
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