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11月に開催されたトロント・ジャパニーズ・ショート・フィルム・フェスティバルにて、春に撮影された僕の音楽活動に関するドキュメンタリー映画“Harmonica Man From Japan”(Directed by Eiko Watanabe) が上映された。当日、僕自身の心の動揺具合がおかしかったので打明けてみることにする。
はじめに監督と舞台挨拶、そしてハーモニカもひと吹き。と書くと聞こえがいいのだが、実際は緊張して脈絡のないことを言って終わり、とりあえず一曲演奏してお茶を濁しただけであった。落ち着かない状態で先に4本の短編を観た後、Harmonica Manは登場。大きなスクリーンに自分が写っているのを目にすると感激するのだけれど、同時に非常に照れくさく、思わず前まで飛出して「見ちゃイヤ」と画面を隠したくなるような恥ずかしさがあった。インタヴューシーンの最後では「やりたいことを挫けずに続けるべきさ。俺はそうしてきたんだぜ」などと熱く語ったつもりなのだが、客観的に見るとあまり感情がこもっていなくてシリアスじゃないと言うか。「好きなことだけやって楽しく暮らせばいいじゃん、ハハ」と言った無責任男のように思われたのではと不安に。一応まわりの反応が気になる。それでも、巧みな映像と編集のおかげで評判はよく暖かい拍手が沸いた。その後は妙に解放され、最後のコメディ映画で笑いこわばっていた顔がやっともとに戻る。関係者の皆さん、またとない機会を与えて頂きありがとうございました。
ケン 吉岡
ケン吉岡(トロント在住ミュージシャン、ブルース・ハープ・プレイヤー)
Ken Yoshioka ブルースLIVE:12月9日(土)午後4時 Gate 403 (403 Roncesvalles) にて
ken0122yoshioka@yahoo.co.jp
http://ca.geocities.com/kenyoshioka99
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