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子供の頃、「大体おやじの言うことは古いんだよ」、「あの先生わからず屋だからムカつく」などと誰でも思ったことがあるはず。ロックの思想的出発点もそれと大して変わらない。矛盾だらけの既成概念、世の中はこうでなければいけないと言う風潮に対して、そんなもの糞食らえと叫んだのがロックであった。60年代、いわゆるカウンター・カルチャーが巻き起こり、長髪はその象徴となる。イギリスではビートルズやローリング・ストーンズが長髪を振り乱し「型破り」を体現。今見ると割と短いのだが。ほとんどの大人がきちんとした格好でお上品ぶっていた中、俺は他人と違うぜ、システムに組み込まれて生きるのは真っ平御免だと言う反骨精神を示す。そんな姿勢に多くの若者が賛同した。ところが、70年代までにロック・ポップ・エンターテインメントがビジネス面で急成長したため、それ以降、有名になって儲けることの方が重視されるようになった感がある。音楽よりもキャラクターのイメージが先行。今度は逆に型から入って、主張がなくてもロング・ヘアーはお決まりのスタイルに。反対にそれに逆らって短い髪を突出させたのがパンクだ。それでもどちらにしても年月が経つと、皆老いぼれて髪型はどうでもよくなるのがオチ。結局は音楽がよければそれでいいというところに行き着くのかもしれない。
ケン 吉岡 ケン吉岡(トロント在住ミュージシャン、ブルース・ハープ・プレイヤー) Ken Yoshioka Blues Band LIVE:3月31日(土)4:00pm、Gate 403 (403 Roncesvalles)にて。
ken0122yoshioka@yahoo.co.jp http://ca.geocities.com/kenyoshioka99
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