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vol.64ファッション・センス…ですか(その2)

あるイベント・ホールにて催されたパーティでの話。主催者がわざわざバンド用に調達した水色の派手なタキシードと蝶ネクタイで演奏した。趣旨がレトロ・ナイトだったもので、ビートルズだとかのユニフォームをイメージしていたのだろう。メンバーの中で一人だけ日本人の自分は、どちらかと言うとグループ・サウンズの人みたいだったりして。よく映画の中の結婚パーティなどに出てくる、お揃いの格好をした間抜けな余興バンドのミュージシャンに気づいたら自分もなっていた。とほほ。仕事とは言えいろいろある。
さて、前回カナダ人のラフなファッション感覚に馴染んでしまったと書いたので再検証してみよう。手元にあるのは、かれこれ10年近く前、某ブルース・クラブで演奏していた時に友人が撮ってくれた写真。真ん中には、その後トロントから本場シカゴに進出して成功したアンソニー・ゴメスというギタリストが。その時の彼のステージ衣装はと言うと、、夏だったものでしっかり半ズボンだ。あらら、AC/DC 風では。やっぱり暑かったら基本はShorts なのだろうか。その横でビーチ・サンダルをはきレイドバックしながらも、頑張ってハーモニカを吹いているのが僕。実は海育ちなものでどうしてもゴム草履がやめられないのだ。ブルースのミュージシャンはスーツでキメるのが常套手段なのだが、伝統をまるで無視したアナーキーなファッションが逆に個性的…じゃねえか。

ケン 吉岡
(トロント在住ミュージシャン、ハーモニカ・プレイヤー)前にも書いたけど鎌倉市腰越出身。この時期の湘南は賑わってんだべなあ。
ken0122yoshioka@yahoo.co.jp
www.myspace.com/kenyoshioka

最終更新日 : [08/31]
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