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コラムバックナンバー 2003年特集記事

vol.06「セント・パトリック・デイ、宴に耽る。」

セント・パトリックがローマ法皇の命を受けアイルランドにキリスト教をもたらしたのはさかのぼって5世紀のこと。後に彼はアイルランドの守護聖人と呼ばれるようになり、命日である3月17日には毎年、400万人のアイルランド国民と数千万と言われる世界中のアイルランド系移民によって、その功績を讃える宴が催されるようになった。

個人的に僕は、マイク・オグラディというアイリッシュ/ケルティック音楽の影響が強いミュージシャンとも仕事をしているため、日本人ながら常日頃からトロントのアイリッシュ・コミュニティに関わっている。至る所にあるアイリッシュ・パブで顔なじみの常連客も少なくない程だ。

とにかく彼等のアルコール消費量、パーティ気質といったものには圧倒される。ギネスをはじめとする黒ビ−ルの飲みっぷりはザルのごとく、ジェイムソン(アイリッシュ・ウィスキー)、ベイリーズなどショット・グラスでの一気飲みも赤ら顔をしつつ平然と。

バーは繁盛、ライヴも活況を呈するというわけだ。白昼から飲めや歌えやという恒例の3月17日。今年はアイルランドの代表的なバンドThe Chieftainsがトロント公演を行うこともあり、にわかにお祭りムードが高まっている。陽気な彼等に波長を合わせ、僕らも乾杯といこう。

最終更新日 : [03/17]
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