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vol.22 銀幕に響く俺達の音

この前、バンド(ジェイ・クラーク&ザ・ジョーンズ)のリーダーから「Hey, dude、俺達の曲が映画に使われた。試写会にも招かれたゼ」と電話が。以前発表したCDから2曲がサウンドトラックに選ばれたようだ。両方とも叙情的な曲で、しかも僕のソロ・パートがフィーチャーされているため、しばし一人で興奮状態に。「きっと、ヒーローが彼女を危機から救い出しキスするところで俺のハーモニカが流れるのだ。そうに決まってる」「試写会の後はガラ・パーティだっけ。美人女優との出会いがあるかも。ウシシッ」「もしかして映画カントクが、キミのようなクールなアジア人のキャラクターを探していたんだ、なんてことにも…。クク」と完全に妄想の世界で右往左往する。そして当日。インディ作品なのに開演前から人だかりが。着飾った関係者がリムジンで到着。ますます期待は膨らむ。ンでもって、いざ蓋を開けてみれば、それは間抜けな男2人組がドタバタするギャグ映画で、ウチらの曲はあまり重要じゃないシーンで20秒程流れただけ。まあ、実際に自分達の音が聞こえて来た時は嬉しかったけど、勝手な思い込みとのギャップが激しかったためしばし苦笑。結局ガラ・パーティにも行かず、妄想はやはり妄想のままであった。ちなみにその映画は"Low Budget"という題で、コメディとしてはそれなりに楽しめるのでは。公開予定はよく知らないんで悪しからず。どうも投げやりになってしまったナ。

ケン 吉岡
トロント在住ミュージシャン、ブルース・ハープ・プレイヤー。メールをくれた皆さんアリガト。トロントの音楽シーン、ブルース、ハーモニカなどに関する質問はお気軽に。
ken0122yoshioka@yahoo.co.jp
http://ca.geocities.com/kenyoshioka99

最終更新日 : [11/22]
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