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世紀のミュージック・フェス"Woodstock"のドキュメンタリー映画をDVDで久しぶりに観た。69年の開催時、保守的な大人に頼らず若者だけで何かを起こそうという風潮の中、革新的と考えられていたロック/ポップ文化は一世を風靡する。時代の担い手であった出演者と数十万の観客のピュアな熱意を今再び感じた。開放的な自由を象徴するのが、ジョー・コッカーの歌いながら狂ったように手を振るアクションというか仕草、ション・ベルーシの真似でも有名なあのブラブラである。格好良くはないが、自分の中から自然に滲み出て来るようで好きだ。昨今のセレブリティと呼ばれる人たちの、うまく踊ってるとは思うけどいかにも「練習しました」という感じの振り付けより訴えるものがあるように思う。観客はというと、コンサートを楽しんだり、素っ裸で水を浴びたり、地面に寝そべったり、法律では禁止されているものを吸ったり。ひと時の自由を楽しむ様が微笑ましい。当時30歳以上の大人を信じるなというスローガンのもと団結していたヒッピーも、その後は社会のリアリティに溶け込みモラトリアムの終焉を迎えることになる。やがてWoodstock Nationは幻と化すわけである。それでもこのフェスティバルが、時を超えて人にエネルギーを与え続けている限り、大きな意義があったというものだ。
P.S. ハッ?っていう反応した若い読者の方、今どきの話題じゃなくてご免よ。でも一度観るといいかも。
ケン 吉岡
トロント在住ミュージシャン、ブルース・ハープ・プレイヤー。
ケン吉岡ブルース・バンドLIVE
9/16(土)4:00pm Gate 403
(403 Roncesvalles/Dundas West駅)
ken0122yoshioka@yahoo.co.jp
http://ca.geocities.com/kenyoshioka99
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