bits lounge
bitsブログ、トロント在住ライターのコラム集、トロントリアルライフ、体験談etc

ホーム > ブログトップ > 04「アニメ・ノース-オタクこそ真の(新の)アーティスト?」
SHOP ショップ
コラムバックナンバー 2003年特集記事 お問い合わせ

当コンテンツに関するお問い合わせはこちら
■お気軽にお問い合わせください。
コラムに関するご意見・ご感想をお待ちしております。
■随時、ライター募集中!
当コンテンツでは、ライターを目指している方のコラムを積極的に採用していきますので、ご応募お待ちしております。
■PRの場をご提供
ビジネスプロモーションの一貫としてのスペースも提供しています。

これまでに執筆したライターのご紹介!
'05年バックナンバー
'04年ブログ集
'03年コラム・特集記事



04「アニメ・ノース-オタクこそ真の(新の)アーティスト?」

アニメ・ノースは毎年5月にトロントで開催されるアニメイベントで、北米の高校生を中心としたアニメファンが何万人とやってくる。日本からのスペシャルゲストもあって、今年は千之ナイフと猫井るとの2人が参加する。
入場チケットを購入すると「OTAKU#…」という名札が来場者全員に手渡される。「みなさん、オタクの意味をわかっていらっしゃらないですね…」と最初思ったのだが、よくよく考えてみるとカナダ側の主催者は「オタク」という言葉の真意をかなりわかっているようだ。
オタクとは、コミック、ビデオ、フィギュア、アニメ、ゲームといったサブカルチャーにはまっている人たちの総称で、日本では当初良くないイメージが定着してしまっていたが、現在では、目利きである彼らは学者の間では日本文化の正当な継承者であるとさえ言われている。
彼らの活動の大きなものに「二次創作」というのがある。これはオリジナルのアニメ作品やマンガを修正改良した「コピー」を制作・流通させることの総称なのだが、日本国内だけでも数十万人規模のマーケットが存在し、アジアを中心に世界中にその文化を発信している。「二次創作」で驚くべきことは模倣作品がオリジナルよりも良くできていて、どれがオリジナルなのか、素人にはほとんどわからないレベルに達していることである。興味のある人はインターネットで「キャラ萌え」を検索してみるといいだろう。オタク文化のすごさの一面が見えてくるはずだ。
アニメ・ノースにおいても地元の高校生がかなり本気で日本のアニメキャラを模倣したり、オリジナルのキャラを制作・販売していて、コスプレにしても一時の原宿ファッションとアニメキャラの融合体のような人がたくさんいる。
いろいろなところからインスピレーションや素材を集め作品にするという意味では、このオタク的な「二次創作」とアートはかなり近いものがある。最近の現代アートの傾向とアニメ・ノースの盛り上がりを見ていると「オタク」によるアート界の制圧の日もそんなに遠くないのではないかと予感させる。

アニメ・ノース2006
期 間:5月26日(金)〜28日(日)
26日6:00pm〜2:00am
27日10:00am〜2:00am
28日10:00am〜6:00pm
場 所:Toronto Congress Centre(650 Dixon Rd.)
ウェブ:www.animenorth.com
連絡先:info@animenorth.com

■日本からのスペシャルゲスト
猫井ると
www.ceres.dti.ne.jp/~nekoi/NEKOI/NGfirst.html
千之ナイフ
www.ceres.dti.ne.jp/~nekoi/SENNO/SENfirst.html

萌えキャラを作るための素材サイト
このようなサイトから素材を少しずつ集めてキャラを作っているんですね。
http://capsule.chips.jp
www.anime-int.com/fan/moe3d
www.md.ccnw.ne.jp/feather など

だいすけ先生
武谷大介(たけや・だいすけ)。美術家。高校卒業と同時に17歳で渡米。ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート大学院修士課程修了。一時帰国後、カナダに渡る。現在トロント市を拠点に作品を制作・発表。またラ・シタデール・インターナショナル・アカデミー美術講師として「アートの苦手な子をなくそう!」をスローガンに子ども達を指導している。その他、JAVAアドバイザー、フリーアートライターとしても活躍中。著書に「こどもの絵―eyes of a child (一莖書房)」がある。
www.daisuketakeya.com

最終更新日 : [04/12]
▲PAGE TOP