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15「コレクターは偉いのです。」

photo「コレクターって何か怪しげな感じがするよね〜」ってどうも、怪人二十面相の見過ぎではないかい?(乱歩地獄の松田龍平は良かった)コレクターは何も蝶の標本を夜中に突いてニタニタしている訳じゃ無くって(笑)。一般にアートって創っているアーティストよりも、美術評論家、美術館学芸員、画商、鑑賞者、コレクター、美術教育者…という具合に周りでそれを支えている人達の方が圧倒的に多いんだ。育てる。そうアートは社会で育成していくものと言い切ってもいいのかもしれない。個人レベルでは、コレクターが一番必要とされていると言えるかもしれません。
子どもの頃にガチャガチャやカー消し、リカちゃん人形、ガンプラや超合金を集めなかった? 今だってDVDやブランドものの洋服、香水とか集めてないですか? そう、みんなある意味でコレクターなのです。自腹を切って何か買うってことには勇気がいる。でも、その価値あり。トイレに銀行から貰ったアートカレンダーって日本独特、というかあまりに芸術にお金をかけなさすぎ(笑)。オリジナルの作品を部屋に飾ってみようよ。生活が豊かになるはずだ。
でも、アートってお高いんじゃあないの? はい、高いです。だってリサーチして、材料集めて、何ヶ月も徹夜して作って、単純に例えば時給10ドルで計算したらどんな作品も本当に数万ドルします。しかしですね、実は1〜2万円くらいから買う事の出来るオリジナルのアート作品って結構あるのですよ! ギャラリーでのサイレントオークションと呼ばれる即売会は”good start“になるはず。ちょっと覗いてみよう。有名アーティストの作品が破格で手に入る。そんな作品をコレクションにしたら友達を呼んで鍋を囲むときちょっと自慢出来るかもよ。
日本でもアートを集めるっていう個人の動きが活発になっていて、10万円前後の作品が結構市場を賑わせているみたい。一般の若い人達のなかでもコレクターは増えている。ちなみに先生が昔日本で連載していた雑誌社でもコレクター向けの新刊を出したらしい。国内の芸術家を支援しようって社会のムーヴマンになってきてるね〜。みなさんも自分のアートコレクションを作ってみてはいかが!!


だいすけ先生武谷大介(たけや・だいすけ)。
美術家。高校卒業と同時に17歳で渡米。ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート大学院修士課程修了。一時帰国後、カナダに渡る。現在トロント市を拠点に作品を制作・発表。またラ・シタデール・インターナショナル・アカデミー美術講師として「アートの苦手な子をなくそう!」をスローガンに子ども達を指導している。その他、JAVAアドバイザー、フリーアートライターとしても活躍中。著書に「こどもの絵―eyes of a child (一莖書房)」がある。www.daisuketakeya.com

最終更新日 : [03/02]
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