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以前、イギリス人のサッカーファンと話をした時、俺がサッカー、サッカーと言っていたら、「サッカーって何だよ。俺の国に来てサッカーとか言ってみろ。ブッ飛ばされるぞ」とマジで怒っていた。ご存じの通り、我々がサッカーと呼ぶスポーツをヨーロッパではフットボールと呼ぶ。一方で、アメリカでフットボールと言えばアメリカンフットボール(アメフト)を指す。
アメリカ人は実に自分勝手な人種であると思う。しかし、自分勝手故に面白いアイデアを次々と生み出す。アメフトも、サッカーを自分達好みに変化させていった結果、現在の形となった。そのアメフト最高峰のリーグ、NFLの優勝決定戦であるスーパーボールは、メジャーリーグのワールドシリーズやNHLのスタンレーカップファイナルなどとは比べ物にならないほどの注目を集める。スーパーボール中継のCM枠は世界で一番高額とまで言われるほどだ。
アメフトがサッカーと最も違う点は、攻守がハッキリ分かれているところにある。この点をつまらないと指摘する人も居るが、アメリカ人は野球のように攻守がハッキリ分かれ、メリハリがあるものを好むのかもしれない。物心が付いて初めて知ったスポーツが野球である俺も、このメリハリあるルールを面白く感じる。アメフトはあらゆるスポーツやゲームの要素をふんだんに盛り込んだ素晴らしいスポーツだ。今までアメフトを知らなかった人も、一度その魅力を知れば虜になること間違いない無し!
食わず嫌いとは実にもったいないことだと思う。俺は20歳を過ぎるまでレバ刺を食べたことが無かった。ひょんなことがキッカケでレバ刺を初めて食べた時、何故こんなに美味い物を今まで食べてこなかったのだろうと後悔したものだ。アメフトもしかり。知らない人は是非とも観戦すべし。司令塔であるクォーターバックのポジションは、大学をトップクラスの成績で卒業出来るような頭脳明晰な選手が任される。彼らの緻密な戦術、瞬時の判断力はどんなスポーツの駆け引きよりも感嘆してしまう。攻撃の要であるランニングバックの選手は、何十キロもある防具を身に着けているとは思えないほどのスピードでフィールドを駆け抜ける。ディフェンスマンは、相手選手をスタジアムの外まで飛ばしてしまうのではないかというほどのパワーで攻撃を阻止する。さらに、ここではまだまだ語りきれないくらいアメフトは魅力満載。とにかく面白いのだ!
残念ながら、トロントにはNFLのチームは存在しない。しかし、アメフトよりもラフだといわれるカナディアンフットボールのリーグ、CFLに所属するトロントアルゴノーツが君達を待っている!まだフットボールを観戦したことのない人は、一度スタジアムへ行ってみよう!
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