自動車事故に遭ったら先ずこうする!


自動車事故を避けるためには安全運転が一番ですが、どんなに注意を払っていても巻き込まれてしまうことがあります。ましてや海外での自動車事故というのは言葉のハンディもあるため、その対処において不安になったりイライラしがちです。自動車事故に遭った場合、スムーズに解決するためにはどのように対処すればいいのでしょうか? 以下、主に考えられるケースの対処法をまとめました。

■ケース・けが人が出た
まず警察(911)に電話し、指示に従ってください。ケース「どちらの過失か判断しがたい」以降の可能性に留意して、個々に対処します。

■ケース・けが人がいない
事故相手と名前・運転免許証番号・住所・電話番号・保険会社と保険番号・車の年式・車種・ライセンスプレート・車の登録者などの情報を交換します。事故の状況について相手と合意できればベストですが、できなかった場合は口論しても不愉快なだけなので、保険会社に交渉を任せた方が賢明です。

◎この点にも注意!
事故の相手が不審そうな場合や身の危険を感じた場合、車から出ずに相手のライセンスプレート・車色・車種だけでも控えます。これらの情報により保険会社が相手の身元を割り出せることもあります。

■ケース・どちらの過失か判断しがたい
その場に居合わせた目撃者の名前・住所・電話番号をもらうことが非常に重要です。保険会社は目撃者(同乗者、友人、家族以外)の証言や車のダメージ状況などを参考にして過失を分配します。

■ケース・車が運転可能である
事故現場から最寄りのCollision Reporting Centreへ事故にあった車両を運転して行き、事故報告書を作成します。ここで作成された報告書は自動的に保険会社に送付されますので、報告すると示談ができなくなってしまいます。Collision Reporting Centreに行った後、任意の修理工場にて見積りを書面で作成します。ただし、保険会社の承諾が下りるまで車両の修理はしない方が賢明でしょう。

◎この点にも注意!
ショッピングモールなどの駐車場で当て逃げされ、ぶつけた相手が不明な場合は車両保険に免責額が適用されます。ただし、事故後24時間以内にCollision Reporting Centreに行かないと過失事故として扱われてしまうことが多く、その場合次年度保険料値上げの要因となってしまいます。

■ケース・車が運転不可能である
警察が現場に来た場合は牽引車を呼んでくれます。そうでなくても事故を無線で聞きつけた牽引車がどこからともなく現れるので、警察が来なかった場合、先ず最寄りのCollision Reporting Centreまで車両を運び、その後任意の修理工場まで運んでもらいます。基本的に、車両保険を購入している場合、レッカー代は保険会社が負担します。

◎この点にも注意!
修理工場と結託している牽引会社が多いので「良いところを知っている」や「頼んで安くしてあげる」などと勧誘されたら注意しましょう。必ずしも信用がおける所ではないかもしれないので避けた方が賢明です。また、さまざまな書類に署名を求められるため、必ず事前に何のための書類なのか確認しましょう。うっかり「ここで車両の修理をすることに承諾します」などという契約書にサインしてしまうと後で車両を任意の場所に移動できなくなるので注意が必要です。

■ケース・代車が出る特約を保険会社から購入している
代車の特約を購入されている方は、車が運転不可能な場合や運転するのに危険と見なされた場合、すぐに設定されている限度額分または修理終了時までレンタカーを借りることができます。また運転可能な車両の場合でも、保険会社が見積もりを承諾した後、修理開始と同時にレンタカーを借りることができます。レンタカーは自分の車と同等のクラスのものを借りて下さい。代車自体の保険ですが、修理中の車両の保険内容が自動的に適応されます。レンタカー会社の保険を買うこともできますが、その費用は保険会社の支払い対象外になっており自己負担となります。

■保険会社に連絡するタイミング
初期対応を済ませた後、できるだけ速やかに保険会社または保険ブローカーに連絡します。事故が深夜または週末に起きた場合、次の営業日にCollision Reporting Centreで受け取ったレポートの写し、写真、修理費の見積もり、レンタカー会社、電話番号、担当者の名前などの情報を揃えて電話をした後、これらの書類を送付するとスムーズに事故処理が進みます。

■その他の注意事項
・保険証(ピンク色)を常に車中に保管、もしくは携帯しておくこと。検問などで警察に停車を命じられた場合、保険証を所持していないと罰金の対象になります。

・自損事故の場合(駐車場の柱にぶつけたなど)、保険を適応すると過失事故とみなされ次年度保険料値上げの要因となります。Collision Reporting Centreに行く前に保険ブローカーと相談するとよいでしょう(保険会社に連絡してしまうとクレーム歴についてしまう可能性大のため)。

◎この点にも注意!
自動車保険が適用になる交通事故で、消防車が出動した場合、その費用は保険で支払われます。自動車の故障など保険が適用されない場合、消防車の請求書が、呼んだ人にではなく、故障した自動車の持ち主にいくことがあります(費用は1,000ドル近くになる場合もあります)。

■トロント市および近郊のCollision Reporting Centre
【North York】
North Collision Reporting Centre
113 Toryork Dr., North York
営業時間:毎日6:00~24:00
Tel:416-808-3960

【Scarborough】
East Collision Reporting Centre
39 Howden Rd., Scarborough
営業時間:毎日 6:00~24:00
Tel:416-808-4960

【Richmond Hill/Vaughan/York Region】
Community Resource Centre
Hillcrest Mall, 9350 Yonge St., Richmond Hill
営業時間:月~金7:00~21:00、土8:00~15:00(祝日を除く)
Tel:1-866-876-5423内線)7700

【Durham Region】
Durham Accident Support Services Ltd.
650 Rossland Rd. E., Whitby
営業時間:月~金7:00~21:00、土・日・祝日10:00~18:00
Tel:905-668-4157

【Oakville】
Halton Accident Support Services Ltd.
1151 Bronte Rd., Oakville
営業時間:月~金 8:00~16:00(祝日を除く)
Tel:905-825-4640

資料提供:HUB International Ontario Ltd.