Vol. 6 性格から見つける自分に合うダイエット

 

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ダイエットを成功させるというのはなかなか難しいものですよね。体質、ホルモンバランス、年齢、生活習慣などの他に、実は性格も体重の増加傾向に関係していることをご存知でしたか?「だめとわかっているけど見ると食べてしまう」といった自制心の低さだけではないのです。こんな性格の人はダイエットのときに気をつけましょう。


自分なんて…の自己否定的タイプ例えば、鏡を見て「あ、太ったな」と思ったとします。それを単に一時的な問題として解釈し、「じゃあついた脂肪を落とそう」とチャレンジ精神でダイエットができればいいのですが、自分を責めがちな人は「私は不細工だ」「だらしないからこうなるんだ」などの考えが先行し、ダイエット自体をそんな自分の戒めとして捉えてしまいがちです。毎日の食事制限も運動もただのつらい罰になったら長続きしません。そして何より、人というものは好きなものを改善する努力は喜んで出来ますが、不快なものはなるべく避けたいものです。自分の身体と心を否定的に見るのではなく、一生つきあっていくパートナーとして大事にするという視点から見ると、ダイエットがもっと楽しくなります。

よく不安になる心配性タイプ 心配事があるとストレスホルモンが分泌され太りやすくなりますが、不安や心配がダイエットの失敗につながる精神的な原因もあります。前回のコラムでもお話しましたが、何か起こるとすぐ不安になりがちになる人の特徴として、身の回りに起きる物事に的確に対応する能力に自信がないことが挙げられます。それは「体重を落とす」という課題を成功させるのにも半信半疑になりがちだということです。うまくいくかわからないことには意欲がわかなかったり長続きしないのはあたり前ですよね。そんなときには不安症の治療によく使われる「自己肯定」が有効です。「大丈夫」「ちゃんとできる」と心に思ってなくても、とにかく自分に毎日何度もエールを送るのです。すると、そのうち不思議とそれを信じられるようになってきて、自信とやる気が湧いてきます。

自己主張が弱い内気タイプ自分の意見、とくに嫌なことを口に出せず飲み込んでしまう性格の人は、その例えの通り食べ物もカロリーも飲み込んだまま消化できない傾向にあるようです。日常的に言いたいことを言えないというのは相当なストレスがたまります。そうすると前述したストレスホルモンで太りやすくなる上、そのストレスを解消するために食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまいがちです。私のクリニックには人間関係をぎくしゃくさせない自己主張の仕方を習いたいという方がたくさんいらっしゃいます。コミュニケーション能力の上達をしたいときはプロの手を借りるのも一手です。

こうして見ると、ダイエットというのは自分の性格も省みることができる、心身ともに健康になるいい機会でもあるといえますね。

 

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