キャシーの日々ハッテン day.39(2013年1月18日記事)

恋人探しとショッピングと、アソコのサイズ

独身時代、やっとの思いで初デートにこぎ着けた人から、「僕の恋人になるならアソコのサイズはこれくらいないとダメ」と食事の席でジェスチャー付きで言われた。唐突すぎて、何も返す言葉が見つからなかった。

たまに、恋人探しをショッピングか何かとはき違えている人に出会う。金髪ブルーアイズで、背が高くて、年収は平均以上で、腹筋が割れてて、などと切りがないほどの条件を彼らは提示してくる。まるで電気屋でスマートフォンを選んでいるかのよう。ディスプレイは5インチ以上、アプリがいっぱいあって、容量もたくさん必要! そんな勢いで恋人探しをしていたら、彼氏も機能や見た目が優れた新型に出会った時点であっさりと乗り換えてしまいそうだ。もしかしたら、商業主義時代の恋愛なんてそんなものなのかもしれない。最近では、出会い系サイトの数えきれないプロフィールの中から、理想の恋人の条件を満たす人だけを検索できてしまう。後はその人たちに宛名だけを変えたメッセージを一括で送れば、デートにありつくのも難しくはない。その分、有り難みも減って、人間味もあまりない。小さい頃、なかなかおもちゃを買ってもらえなくて、他人から見たらガラクタのようなものを靴箱に詰め込んで宝物のように大事にしていた。もしも両親が新しいおもちゃを次から次へと買い与えていたら、そんなガラクタたちに愛着を感じることもなかったのだろう。

人間と人間の関係を表面的なことだけで計れたら苦労はしない。こんなこと書いたら怒られるが、今付き合っている彼は自分が抱いてた理想の恋人の条件の半分にも満たない。それでも自分にとって、彼が大切な存在であることに変わりはない。


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