トロントにもいる白蟻に要注意

先月のTREB総取引数は7600件となり、2013年同月比で+2.8%となりました。通常8月のマーケットは年内でもスローな時期なのですが、今年は買い手が比較的活発に動いていた感があります。平均価格は$546,303で、昨年8月から+8.9%の上昇を記録しました。リスティング数は-4.8%と下がっており、相変わらずの売り手市場が続いている様子です。9月に入り多くの買い手が更に活発にお家探しを始めており、マーケットでの競争は激しさを保って推移するでしょう。

売れるまでの平均日数は-6.9%で、買い手にとっては限られた時間内で勝負しなければいけない傾向にあります。特にTTC沿線近くや今後開発が進むと見られるエリアでは、動きが活発でスピードも速いです。物件タイプ別に平均価格を見ますと、デタッチ(一戸建て)の+10.9%を筆頭にタウンハウス(集合住宅)が+9.6%、セミデタッチ(準独立住宅)が+9.3%、コンド・アパートメントが+4.4%の順に並びました。やはり現在は高層住宅よりも低層住宅に人気が集まっているようです。

さて今回は、ターマイト(白蟻)についてお話しましょう。日本ではおなじみの白蟻ですが、トロントにもちゃんと(?)棲息しています。トロント市内では、特に東側に多く被害が出ていると言われています。白蟻にやられますと木造部分を食い荒らされ、住宅構造までもが危険な状態にまでなります。早期発見された場合には薬品注入などの手も打てますが、被害が深刻ですと一部もしくは全て建て直しするしか術がないことも。早期発見とメンテナンスが対処の鍵となりますね。

白蟻は木造部分を食い荒らしながら活動範囲を広げていきますが、それは家の中とは限りません。樹木や外部のデッキ、ガレージや物置などで繁殖し、家まで移動してくることもあります。白蟻の活動があるところは、おが屑または小さな木屑が出たり、表面に土などでできた移動の為のトンネル(蟻道)があります。これらは目視で容易に確認出来ます。木造部分が穴だらけのスカスカになったりしていると可能性は高いですね。ダメージだけではなく、羽蟻が大量発生している場合も気をつけましょう。

白蟻被害の疑いがある場合は、まずは専門にインスペクションをお願いし状況を把握しましょう。被害があると判断された場合は、速やかに専門家に相談し薬品注入などの処置を施すことをお勧めします。お家を購入する場合は、エリアによっては白蟻被害の発生も調べるべきでしょう。特に近隣の物件に白蟻が出たのであれば要注意ですね。物件持ち主にも確認し、インスペクションを入れるのも手です。詳しくは担当のリアルターに相談することをお勧めします。

 

 

 

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