目的の家を買うブリーオファー作戦

2014年9月のTREB取引総数は8051件となり、昨年同月比で+10.9%と大きく上昇しました。スローな夏のマーケットが終わり物件が出始めたのを受け、買い手の動きも激しくなっているのが見て取れます。

平均価格は$573,676で、2013年9月から+7.7%のアップとなりました。しかしリスティング数は-5.1%と下がっており、物件不足の傾向はまだ続くと見られています。マーケットはクリスマスでスローダウンするまで活発さを保って動くでしょう。売れるまでの平均日数は-7.4%で、スピード感にさらに拍車がかかっている様子です。

物件タイプ別に平均価格を見ますと、セミデタッチ(準独立住宅)の+10.2%をトップにデタッチ(独立住宅)の+9.5%、コンドアパートが+7.1%、タウンハウスが+4.9%と並びました。これがタウンハウスの価格上昇の鈍化の始まりなのか、またコンドアパートの伸びが復活するのか、今後のマーケットを注意して見ていきたいところですね。

さて、今回はブリーオファー(Bully Offer)についてお話しましょう。正式名称はPre-emptive Offerと言います。これは、売りに出た物件のオファー日が来る前に、売値以上の金額でオファーを入れ成約を決めるものです。

長く続く価格上昇と激しい競争のマーケットに対応した、買い手側の作戦です。現在のマーケットでは、物件によっては多くのオファーが集まりオークション状態で価格が上がることがよくあります。物件によっては10件以上のオファーが集中する事も珍しくありません。

ブリーオファーの目的は他のオファーとの競争を避け、売り手との単独交渉に持ち込むことです。もちろん、売り手側は価格が上がるのを期待している場合が殆どですので、ブリーオファーでは(マーケット価格にもよりますが)売り出し価格に10%程度を乗せた金額で出すのが通常です。

出すタイミングは早ければ早いほど良いですね。他の買い手がその物件を見る時間を与えないことが重要ですから。多くの買い手が見に来ると、売り手もそちらに期待し始めます。また、FinanceやInspectionの条件は外し、強気のオファーでなければ効果はありません。出す場合には、買い手が断ればもう戻って来ない旨を伝え、買い手にプレッシャーを与えるなどもします。

長く物件探しをしており何度かオファーを出し負けた経験のある買い手、実際のマーケット取引価格の情報を得ている買い手、などはブリーオファーの有効性を理解し易いと思われます。もちろん毎回この方法が上手くいく訳ではありませんが、厳しい状況を打開する1つの手です。詳しくは担当のリアルターとご相談下さい。

 

 

 

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