あなたの家は大丈夫? ラドン汚染に注意

2014年11月のTREB取引総数は6519件となり、2013年同月比で+2.6%の増加となりました。11月に新しく出たリスティング数は8789で-5.3%、有効リスティング数は14717件で-8.5%となっており、昨年同月に比べ大きく下がっています。リスティング数不足の傾向は今後も続くと予測されています。

平均価格は$577,936で、2013年11月のそれから+7.4%の増加、更に売却までの日数は-6.9%となっています。買い手に厳しい条件は変わりはありませんね。物件タイプ別に平均価格を見ますと、デタッチ(独立住宅)の+10.2%をトップに、タウンハウスが+8.1%、セミデタッチ(準独立住宅)が+6.1%、そして最後にコンドアパートの+4.3%の順に並んでいます。コンドアパートを詳しく見るとトロント市内は+2.0%に対し、郊外は+11.8%を記録しています。市内のコンドアパートに頭打ち感が見られるのに比べ、郊外の物件にはまだ伸びしろがあると感じさせる数字ですね。

さて今回は「ラドン」についてお話しましょう。ラドンと言えば「ラドン温泉」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? ラドンは自然界に存在する無味無臭の放射性ガスで、ウランが崩壊する過程で発生します。地質によって発生量が異なるのは当然ですが、花崗岩の多い場所ほど多く出るとの調査結果があります。大気中に拡散し薄まってしまえば何の危険もありません。

しかしHealth Canadaの調べによると、カナダの肺癌死亡総数の約16%が家のラドン汚染によって引き起こされており、14%の家が健康に危険なレベルのラドンに汚染されています。またHealth Canadaのラドン汚染地図では、トロントはホットスポットになっています。地中で発生したラドンは基礎のひび割れや排水溝などから侵入し、密閉性の高い家の中で蓄積されていくことが原因として特定されています。これは中古・新築を問わずあり得る問題です。安心して良いのが、この問題は換気設備などの設置で、比較的簡単に解決出来ることです。まずはお家のラドンレベルを把握することから始めましょう。

ラドン計測キットはHealth Canadaのradon@hc-sc.gc.ca(647-217-4759)に連絡することで入手可能です。ラドン計測の専門家をお探しの場合はwww.c-nrpp.ca(1-855-722-6777)へ。オンタリオ州の新築不動産の保険Tarion Warrantyでは、家のラドン問題に対して最大$15,000まで保証しています。詳しくは担当リアルターとご相談することをお勧めします。

 

 

 

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