良いこともいっぱいの古いコンド

2014年12月のTREB取引総数は4,446件で、2013年12月の4,058件から+9.6%となりました。平均価格は$556,602で、昨年同月から+7.0%の上昇をしました。リスティング数を見ると10,230件で、昨年より-10.4%と大幅に下がっています。更に少ない物件数の中で、マーケットの購買意欲は衰えていないようです。売却までの日数は-3.0%とスピードを保ったままです。

物件タイプ別に平均価格を見ますと、タウンハウス(集合住宅)の+8.3%をトップにデタッチ(独立住宅)が+7.7%、コンドアパートが+5.4%、セミデタッチ(準独立住宅)が+0.9%と並びました。セミデタッチのトロント市内の売却数と平均価格は共に昨年同月比でマイナスになりましたが、郊外では大きく上昇しています。トロント市内のコンドミニアム(コンド)平均価格は+5.4%、郊外は+2.2%と最近の傾向が年末に逆転。春のマーケットに向けどのように動くか注視が必要ですね。

さて、今回は「古いコンド」についてお話します。ここで言う「古い」とは築20年からそれ以上のものとしておきましょう。

古いコンドの利点は何か? まず1つめは値段が安いこと。あくまでも例えですが、同じ床面積ならば新築コンドよりも数割低い値段も十分ありえます。2つめは大きさ。新築コンドに比べ、遥かにゆったりとした間取りのものがあります。3つめは場所。コンドが乱立する前に建てられたものは、非常に便利な場所にあることが多いです。更に追加として、古いコンドは壁が分厚いコンクリートのものがあり騒音に悩まされ難い場合があります。特に全面改装されたコンドは、内装やユニット毎の電化製品などもアップグレードされていて、見た目や住んだ感覚は新築物件と変わりません。アップグレードの際にはBuilding Permitが取得されたかを確認するのも大事です。

古いコンドの購入を検討する場合に特に大事なのは、メンテナンスがきっちりされているかどうか。当然メンテナンス費が大きく影響します。しっかり手入れされているものは、比較的新しいコンド(築10年以内)の同サイズユニットのメンテナンス費用とあまり変わらないものもあります。メンテナンス会社の評判なども調べると良いでしょう。

ただし気をつけるべきなのは、古いコンドの価値上昇率は比較的緩やかだということ。古いコンドを購入する多くの人は、その大きさを理由に挙げています。大き目のユニットを比較的低価格でお探しの場合、長く保持し価値上昇がそれほど重要でない場合などには、オプションの1つとして考慮してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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