競争率の高い賃貸物件を抑える裏技!?

2015年6月のTREB取引総数は11,992件となり、14年6月の10,132件に比べ+18.4%となりました。これは6月の取引総数の記録を更新する数字です。平均価格は$639,184で、昨年同月比で+12.3%と大きく上昇しました。リスティング数は新規リスティングが+6.7%と伸びたものの、有効リスティング数は-13.1%と減少しています。需要と供給のバランスは、まだ供給が追い付いていない状態のようです。売却までの日数は-13.6%と、マーケットはスピードを保って推移していますね。

物件タイプ別に平均価格を見ますと、デタッチ(独立住宅)の+14.3%をトップにタウンハウス(集合住宅)が+13.1%、セミデタッチ(準独立住宅)が+11.0%、コンドアパートが+6.3%と並んでいます。やはりデタッチが一番人気ですね。コンドアパートはトロント市内が+7.0%に市外が+4.6%となっております。

さて今回は賃貸についてお話しましょう。トロントでは人口増加に伴い、賃貸物件の需要も上昇傾向にあります。特にダウンタウンには利便性を求め人が集まって来ています。強い需要に後押しされ、賃貸価格も上昇傾向にあり、トロント全体でそうですが、特にダウンタウンとTTC沿線上の交通の便利な場所、開発の進んでいるエリアなどで顕著なようです。賃貸物件はコンド以外に一軒家を複数ユニットに改築したアパートなどもありますが、エリア的には高層ビルの少ない住宅街に多くあります。どんなタイプの賃貸物件にしても、探すのは簡単でなくなってきているのが現状です。

カナダでクレジットスコアの無い方は、契約時に多め(場合によっては6か月分かそれ以上)の前払金を入れるなどして、大家の信用を得るなどもあります。また規則上は違反となりますが、契約期間中の月々の支払いを先にpost dated chequesで渡しておくことも、業界的には日常的に見られます。その場合契約上では、大家側が求めたのではなく借り手側が自発的に提供したという形式で、違反とならないようにします。

ダウンタウンのコンドで多く見られるのは、1つのユニットに多くの学生を詰め込んでいるケースです。2ベッドルームに6人などありますね。学生の多いコンドビル内は騒音やゴミ出しなどで問題が発生する場合があり、契約の前に出来るだけチェックしましょう。時期的には、学校や仕事が始まる9月入居の物件は競争が激しくなり、賃貸価格が上がってしまうこともあります。9月からの入居場所を探す場合は、遅くとも8月初頭、出来れば7月以内に場所を確保しておくことを強くお勧めします。

 

 

 

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