新たなアパートメントが市内に急増

2015年11月のTREB取引総数は7,385件で、2014年同月の6,476件から+14.0%と大きく上昇しました。これはTREB記録史上11月の取引総数としては最高値となります。マーケットの購買意欲は衰えを見せていません。リスティング数は新規が+10.2%で改善されたように見えますが、有効リスティング数は-8.6%となっています。冬に入りマーケットはスローダウンしていますが、バイヤーは活発に動いていると思われます。売却日数は-3.7%となりました。物件タイプ別の平均価格はセミデタッチ(準独立住宅)が+11.8%とトップで、タウンハウス(集合住宅)が+10.9%、デタッチ(独立住宅)が+10.7%、最後にコンドアパートの+4.1%の順になりました。市内のコンドアパートは+5.4%で市外は+1.5%と差が出ております。

さて今回はトロント市における新しいアパートメントの建設についてお話ししましょう。特にダウンタウン・エリアでの居住ユニットの需要の増大に伴い、この何年間はダウンタウン中心部の再開発が急速に進められ、非常に多くのコンドが建設されて来ました。その反面で、賃貸目的で建てられるアパートメントの建設は殆どされてきませんでした。多くのアパートメントは古くなっており、大幅な改修や、建物によっては取り壊しが必要な状態です。これはダウンタウンのレンタルユニットの減少に直結します。しかし最近になりビルダーも供給不足のアパートメントの建設に力を入れ始めており、2017年にはコンドユニットよりも多くのアパートメントユニットの建設が完了するとの予測も出ています。ダウンタウン・エリアに生活場所を求める人口が減らない限り、レンタル空室率は非常に低く保たれ、長期的な投資としての安定も見込まれるアパートメントセクターに資金が流入するものと思われます。現時点では特にダウンタウン西側、キング・ウエストやクイーン・ウエストでアパートメント建設プロジェクトが活発に見られます。

 

 

 

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