市場に再リスティングされる格安物件

2016年2月のTREB取引総数は7,621件となり、2015年2月の6,294件から+21.1%の大幅増加となりました。これはTREB史上2月の最高記録です。今年が暖冬だった事もあり、買い手が活発に動いているのが見て取れます。平均価格は$685,278で、昨年同月の$596,320から+14.9%とこれも大きくアップしました。新規リスティング数は+8.2%と増加しましたが有効リスティング数は-14.9%となり、物件不足の傾向が続いています。平均売却日数は-8.7%となりました。物件タイプ別に平均価格を見てみますと、デタッチ(独立住宅)とセミデタッチ(準独立住宅)が+16.1%、タウンハウス(集合住宅)が+13.7%、そしてコンドアパートが+13.4%の順に並びました。特筆すべきはコンドアパートで、トロント市内では+17.8%と大きく伸びていますが市外では+1.6%に留まり、その差が鮮明となっています。やはり比較的利便性の高い市内での需要は非常に強く、それが数字にも表れた形です。

さて今回は再リスティングされる物件についてお話ししましょう。これは売りに出された物件が売れ残り、再度(通常初回より低い値段で)売りに出される事です。ある統計によると、GTAでは昨年6件に1件の物件が再リスティングされました。これは17,254件に上ります。その主な原因は当初の値段設定が高すぎること(売り手の期待が高すぎる)や、売りに出す前に簡単な修繕(化粧)など物件のプレゼンを怠ったことなどです。再リスティングした場合、平均$24,000安くなるとの数字も出てます。売り手は市場を良く調べ現実的な価格設定をすると同時に、物件の手入れにも少々の金額をかけ買い手へのアピールを高めることが大事です。逆に買い手の立場からすると、このような物件は安めに入手出来る可能性が高いです。人気エリアでも数は少なくとも再リスティングされる物件はあるので、物件の動向を注意深くフォローし、少し安めに買えるならどこまで改修出来るか、なども検討すべきですね。

 

 

 

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