新築物件購入時のリベート申請に要注意!

2016年4月のTREB取引総数は12,085件となり、昨年4月の11,254件から+7.4%上昇しました。これはTREB史上4月としては最大です。2016年4月の平均価格は$739,082で、2015年4月の$636,094から+16.2%と大幅アップとなりました。それに対し新規リスティング数は-9.9%、有効リスティング数に至っては-26.9%と4分の1以上減少し、物件数が全く足りてません。マーケットの基本は需要と供給であることから、今後も暫くは価格上昇は続くと予測されます。平均売却日数は-16.7%とスピードは上がる一方です。物件タイプ別の平均価格は、デタッチ(独立住宅)の+18.9%を筆頭にセミデタッチ(準独立住宅)が+18.2%、タウンハウス(集合住宅)が+13.4%、最後にコンドアパートが+7.6%と並びました。コンドはやはり土地付きと比べ上昇率は低めですが、十分な成長を果たしています。

さて今回は新築物件購入時のHSTリベートについてお話しします。このリベートプログラムは、2010年にGST(5%)に代わりHST(13%)が施行されたのを機に導入されました。これにより新築物件の買い手は差額をリベートとして受け取れます。リベート受け取りには買い手及びその近縁がそこに居住し、購入から2年以内に申請されなければなりません。また登記の名義人が複数の場合は、全ての名義人がプログラムの条件にあてはまらなければなりません。主に問題が発生するのはこの部分です。不動産価格の高騰により個人でローンを申請するのが難しい昨今、貸し手がローンの登記に第三者の名義登載を要求する場合があります。この第三者が買い手の近縁でない場合、買い手は多い時は2万4000ドルを超すリベートを受け取れなくなります。カナダ歳入庁(CRA)が購入記録を再評価し支払返還を求めるケースもあるので、事前に弁護士と相談しましょう。補足ですが、レンタル目的で新築物件を購入する場合は、New Residential Rental Property(NRRP)リベートというプログラムがあります。

 

 

 

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