売れにくい住宅の特徴

2016年7月のTREB取引総数は9,989件で、2015年7月の9,813件から+1.8%の増加となりました。これはTREB史上7月として最高の記録となります。今年7月のTREB平均価格は$709,825となり、昨年同月の$608,875に比べ+16.6%と大幅上昇を果たしています。対して新規リスティング数は-7.4%、有効リスティング数は-31.9%と激減しています。これだけ供給不足ですと価格は押し上げられ続け、売り手は次に住む場所の問題で売り控えもあり、更に物件不足に拍車がかかる状況です。平均売却日数は-27.3%と、買い手にとっては動きの速い厳しいマーケットです。物件タイプ別に平均価格を見てみますと、デタッチ(独立住宅)の+21.1%をトップにセミデタッチ(準独立住宅)が+17.1%、タウンハウス(集合住宅)が+13.9%、コンドアパートが+9.2%と並びました。この順番は暫く変りはなさそうですね。コンドアパートも充分な成長を見せています。

さて今回は売れ残り物件についてお話ししましょう。マーケットの動きは早く、トロント市内では多くの物件はマーケットに出て1週間程で売れてしまいます。中にはその日のうちに売れてしまうケースもあり、それは決して珍しいとは言えません。ですがこんな状況でも、1か月、2か月と売れずに残る物件が時折あります。売れ残り物件の大多数は値段を高くつけ過ぎたのが直接的原因ですが、場所的には大通りに面した住宅は売れにくい傾向にあります。買い手にとっては騒音、排気ガスの臭い、家の前を多数の人が行きかう、子どもの飛び出しが心配、などが問題点が考えられ当然と言えます。逆に言うと、大通りの物件は値段が上がりにくく場合によっては買い叩くことも可能です。大通りと言っても24時間うるさいわけでもなく、時間帯を変えて確認すると十分許容範囲である場合もあります。この厳しいマーケットの中、購入は条件を多面的に捉えながら進めることが非常に大事ですね。

 

 

 

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