需要が移り変わるコンドアパート

2017年1月のTREB取引総数は5,188件で、2016年同月の4,640件から+11.8%の上昇でした。平均価格は$770,745となり、前年1月の$630,193から+22.3%と大幅アップを記録しました。新規リスティング数は-17.6%、また有効リスティング数に至っては-49.5%と驚異的な落ち込みです。いかに物件不足が厳しいかが見て取れますね。取引総数自体は上昇している点から、購入への競争はますます厳しさを増していると推測されます。マーケットの勢いは政府が思い切った介入をせねば止まらないとの見方もありますが、対応が難しいところですね。

平均売却日数は前年同月比で-34.5%と動きが速いです。2017年も開始から非常にスピードのあるマーケットの幕開けとなりました。物件タイプ別に平均価格を見ますと、セミデタッチ(準独立住宅)の+28.1%をトップにタウンハウス(集合住宅)が+27.4%、デタッチ(独立住宅)が+26.3%、最後にコンドアパートが+14.5%の順に並びました。

さて、今回は低層住宅の価格高騰とコンドアパ―トの関係についてお話しましょう。2016年の夏あたりからコンドアパートの価格は安定して2桁台の伸びを記録しています。2015年は各月で2桁成長は一度もなくマイナスもあった事と比べると、コンド部門の堅調さが際立っていますね。低層住宅の価格高騰により、マーケットから締め出されたバイヤーの一部が次の選択としてコンドを求めているのが主な原因であるとは、以前の記事でも書いたかと思います。最近の統計では、コンドでも特に2ベッドルームかそれ以上のユニットの需要が高まっており、価格上昇も著しいとの結果も出ています。5年程前にはコンドセールスの約6割を占めていた1ベッドルームも今は減少傾向にあり、今後は消費者の需要に合わせたユニットタイプが多く出回るようになると予測されます。今後のマーケットの動向を注視していきましょう。

 

 

 

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