住宅ローンのレートが上昇

2017年6月のTREB取引総数は7,974件となり、昨年6月の12,724件から-37.3%と大きく後退しました。これも間違いなく政府介入による影響と思われます。平均価格は$793,915で、2016年6月の$747,018に比べ+6.3%のアップとなりました。これは3年程前の伸び率に近いレベルです。新規リスティング数は+15.9%、有効リスティング数は+59.6%と大幅増加を果たしました。リスティング数的にも3年前のレベルに近く、マーケット全体が数年ほど前まで戻った感はあります。もちろん、この傾向がどこで安定するのかはまだ見極めが必要です。平均売却日数は昨年同月比で+0%と上りも下がりもしていません。物件タイプ別に平均価格を見ますと、コンドアパートの+23.2%を筆頭にタウンハウスが+12.2%、セミデタッチ(準独立住宅)が+11.1%、最後にデタッチ(独立住宅)が+7.8%の順に並びました。政府介入後のマーケットはバンクーバーでもそうであったように、コンドマーケットが伸びており低層住宅マーケットは低調です。
さて今回は住宅ローンのレートについてお話しましょう。Bank of Canadaがレートを0.75に上げました、これを受け各銀行もローンのレートを上げています。不動産マーケットが好調だった理由の一つにレートの低さがありますが、この7年ぶりの改定は、これからの買い手にとってローンが組みにくくなる事を意味します。それはマーケットに対しては、さらなるスローダウンの要因である事は確かです。現在変動レートで借りている人にとって、それは支払い増に直結します。固定レートである場合はすぐに影響はありませんが、次のローン組み換えでは以前より高いレートになる可能性は大です。マーケットの急激な落ち込みはカナダ経済にとっても望ましいものではなく、政策による軟着陸がなるか注目が集まります。

 

 

 

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