マーケットをどう読むか?

2017年7月のTREB取引総数は5,921件で、昨年同月の9,929件から-40.4%と大きく後退しました。平均価格は$746,218となり、昨年7月から+5.0%アップとなっています。新規リスティング数は+5.1%、有効リスティング数は+65.3%です。4月の政策介入をきっかけとするマーケットの調整が続いている模様で、マーケットは明らかに売り手マーケットから買い手マーケットにシフトしています。特に夏期は通年でも動きが穏やかな時期でもあり、今後のマーケット見極めには9月のレイバーデイ以降の反応を見る必要があるでしょう。
現在のマーケットは2014年のマーケットのレベルに比較的近いと言われ、政策介入によりマーケットが数年引き戻された感があります。平均売却日数は+31.3%とスピードが穏やかになっており、買い手は売り物件の増加もあり焦らず物件探しが出来る環境です。物件タイプ別に平均価格を見ますと、コンドアパートの+23.2%をトップにタウンハウスが+13.5%、セミデタッチ(準独立住宅)が+5.2%、最後にデタッチ(独立住宅)が+4.9%の順に並びました。
さて、今回は調整の進むマーケットをどう読むかをお話しましょう。「今買うべきか?」とは全ての買い手が悩む点です。その場合にはマーケット全体ではなく各エリア別に分析をする事が大事です。一つの注目すべき点は、特定エリア内で出ている売り物件が売り切れるまでの時間です。例えばあるエリアで100の物件が売りに出ていたとして、過去30日間で50売れたならば売り切るには2か月かかる計算となります。これが長ければ長いほど価格が下がる可能性が高いと言われ、マーケット全体が落ちた場合にも受けるインパクトが大きくなります。エリア別の情報を密に調査し、最適な判断が下せるようにしましょう。

 

 

 

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