最近のマーケットの 傾向で見られるもの

2018年4月のTREB取引総数は7,792件となり、昨年4月の11,468件から-32.1%となりました。平均価格は$804,584で、2017年同月比で-12.4%でした。新規リスティング数は-24.6%、有効リスティング数は+40.8%となっています。売り出し数が少し落ち着いて来た様子です。平均売却日数は+122.2%と倍以上かかっており、マーケットの動きが穏やかであるのが分かります。買い手としては良いマーケットですね。物件タイプ別に平均価格を見ますと、コンドアパートの+3.2%をトップにセミデタッチ(準独立住宅)が-6.4%、タウンハウスが-7.8%、デタッチ(独立住宅)が-14.4%と並びました。コンド、特に市内の勢いが強く出ています。
最近のマーケットの傾向で見られるものの1つとして、モーゲージのストレステストにより組める金額が大きく下がっているバイヤーも出ており、戸建てを諦めコンドをターゲットにするか、郊外のまだ安めのエリアに移動するかの選択を迫られる事となっているようです。オーロラからニューマーケット地域では広大な土地が開発され、ハイウェイへのアクセスに便利な事からも注目を集めています。また、価格が低めのハミルトンも動きが活発ですね。さて、特に落ち込みの目立つデタッチ(独立住宅)ですが、オーナーが焦って大量に売り出す事態とはなっておりません。新規リスティング数の減少からも見て分かるように、マーケットの動向を見極める為に、全体的に待ち状態が続いていると思われます。これは、消費者のマーケットに対する信頼とも取れ、バランスの取れたマーケットの状態を作り出していますね。
Bits休刊に伴い、この連載もこれで最終回となります。長い間のご愛顧有難うございました。


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■2016年4月から2018年4月までの平均販売価格推移(出典:TREB)
※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

 


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