カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q: 今月は住込みナニー(リブイン・ケアギバー)プログラムについての例題を作りました。以下のうち正しい記述はどれでしょうか。

(2013年2月21日記事)

 

ケース(1)
住込みナニーの就労ビザを申請するには、申請前3年のうち1年以上のフルタイムのナニーとしての就労経験と、6か月以上の専門トレーニングコースを修了していることが必要になる。

ケース(2)
ワーキングホリデービザでカナダ滞在中に、雇用主を見つけて住込みナニーとしての就労を開始した場合は、カナダを出国せずにカナダ国内で住込みナニーとしての就労ビザに切り替えることができる。

ケース(3)
雇用主は、カナダで既に就労中の住込みナニーを雇用する場合でも、LMO(Labor Market Opinion)を申請する必要があるが、広告掲載などの求人活動は免除される。


解答・解説

住込みナニーは雇用主宅に同居し、18歳未満の子どもや65歳以上の老人、障がい者に対するケアをフルタイムで提供する職業です。カナダ人の間で就労希望者が少ないため、外国人一時就労者を対象とした特別なプログラムが設けられています。このプログラムで2年間住込みナニーとして就労した後に永住権申請が可能になります。このクラスからの永住権申請には、語学力の証明は必要ありません。申請後まもなくオープンワークパーミットを取得し、ナニー以外の仕事に就くことも可能になります。

住込みナニーの就労ビザの申請要件ですが、申請前3年のうち1年以上(雇用主が複数の場合、そのうち一雇用主は少なくとも半年以上)フルタイムで、ナニーまたはそれに類する仕事を経験しているか、”または“、6か月以上のトレーニングコースを修了していることが必要です。さらに高卒以上の学歴、初中級の英語力も必要とされます。最近ではワーキングホリデービザでカナダ滞在中に雇用主を見つけるケースも増えていますが、その場合は雇用主が住込みナニープログラム用のLMOを取得した後に、就労ビザを国外申請する必要があります。国内で”ベビーシッター“などの就労ビザに切り替えた場合、そのビザでの就労経験は本プログラムからの永住権申請資格としての経験に該当しないので注意が必要です。最後に、カナダ国内で住込みナニービザを保有し求職中の外国人を雇用する場合は、LMO申請時の求人活動が免除されています。従って、今月の正解は③になります。

 


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