カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q: 今月はケベック州の個人移民プログラムについて取り上げました。以下の記述のうち正しいものはどれでしょうか。

(2013年1月18日記事)

 

ケース(1)
ケベックスキルワーカークラス(QSW)では、特定分野のケベック州のプログラムを修了し、初級レベルのフランス語力があれば申請資格を得られる可能性がある。

ケース(2)
ケベック州には、カナダだけでなく日本も含めてこれまで一切スキルワーカーとしての職歴がない場合でも、また、カナダ企業からのジョブオファーがない場合でも個人移民申請が可能なプログラムがある。

ケース(3)
ケベック州のプログラムによって永住権を取得しその後オンタリオ州に移動した場合でも、5年後永住権を更新することができる。


解答・解説

連邦政府の個人移民プログラムは、24の優先職種の経験者とカナダの大学院の博士号(PHD)取得者を除き、現状はほぼ全てがカナダでの職歴またはカナダ企業からの永久雇用オファーが必要となっています。これに対してケベック州のプログラムは、カナダだけでなく日本においてもスキルワーカーとしての職歴が一切ない場合、また、高校卒業後の高等教育を修了していない場合でも、申請資格を満たすことができる可能性があります。つまり、QSWのプログラムでは、年齢が比較的若ければ、ケベック州政府指定の9か月から1年半の特定分野(*)のディプロマ・プログラムをケベック州において修了し、初級レベルのフランス語を身につけることができれば、ポイント査定により高得点を取得でき申請資格を満たすことが可能になります。また、ケベック州政府のもう一つの個人移民プログラムであるケベック経験クラス(PEQ)では、ケベック州での職歴がなくても、同州内での1800時間以上のディプロマ・プログラム等の修了見込みと、中級レベルのフランス語力の証明ができれば申請資格を得ることができます。このようにケベック州の個人移民プログラムでは移民後に既にケベック州への適応性が高まっているように申請前からその準備を促すような内容になっています。とはいっても、ケベック州はあくまでカナダの一部なので、ケベック州で移民になったからといってカナダ国内の移動が制限されるわけではありません。従って今回は全て正解となります。

*特定分野:自動車整備工、菓子製造、調理師、食肉販売、歯科助手、薬剤師助手など。

 


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