カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q: 今月は最近の移民法改正に伴って変更された、連邦個人移民プログラムにおける語学力の証明について取り上げます。以下の記述のうち正しいものはどれでしょうか

(2013年6月21日記事)

 

ケース(1)
カナダ経験クラス(CEC)から申請を計画するマーケティングマネジャーのAさん。IELTSのスコアは平均6・0(Reading5・0、Speaking7・0、Listening6・0、Writing6・0)だったので条件を満たしている。

ケース(2)
雇用主のサポートを得て連邦スキルワーカー(FSW)として永住権を申請予定のBさん。IELTSのスコアは平均5・0だったが、永久雇用オファーのポイントを加算すると67ポイント以上になるので永住権取得が可能だ。

ケース(3)
ワークパーミットが数か月後に失効するCさんは、なるべく早く永住権を取得したいと考えている。必要とされるスコアにはまだ満たないが、とりあえずその未達スコアを添付して申請書を提出し、条件を満たし次第追加で提出する予定。


解答・解説

現在の移民法において連邦政府の個人移民プログラムにおける語学力の基準は、移民省大臣がいつでも自由に変更することができるので、申請予定者は常に正確な最新情報を把握しておくことが必要です。英語力の証明は現在IELTSまたはCELPIPのスコアのみが認められており、永住権を取得して更に就労を続けたい場合は早めに目標スコアに向けた語学学習を開始することをお勧めします。さて本題ですが、CECの語学力の基準は職種によって異なるので、まず自分の職種の合格点を確認することが必要です。マーケティングマネージャーの場合、今年の1月以降は平均6・0以上ではなく全てのスキルで6・0以上を求められるようになりました。一度に全て満たさなくてはならないので以前より目標スコア取得まで時間がかかるケースが増えています。次に、FSWは5月以降申請書受付条件として全てのスキルで6・0以上を満たさなくてはならなくなり、たとえ永久雇用オファーを得てパスマークを満たしていたとしても、申請は直ちに却下されます。つまり、以前のように語学力を他のポイントで補うことができなくなりました。最後にCさんのように合格基準を満たしていないスコアを提出した場合も、従来と同様に直ちに却下されます。従って今月は正解なしとなります。

 


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