カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q. 在日カナダ大使館査証部の閉鎖に伴うビザ申請に対する影響について

5月1日付で在日カナダ大使館査証部が閉鎖されました。今月はこれに伴うビザ申請に対する影響について取り上げます。以下のうち正しいものはどれでしょう。

(2012年6月15日記事)

 

ケース(1)
永住権、一時滞在許可証の申請については、5月1日以前に申請書が東京オフィスに届き、既に審査の始まっているファイルは最後まで東京オフィスで審査される。

ケース(2)
学生ビザを日本から申請する場合は、全てのケースにおいてマニラオフィスに申請書を郵送する方法とオンラインで申請する方法のどちらかを選択することができる。

ケース(3)
日本から駐在員を派遣するには、必ずマニラオフィスに就労ビザを申請する必要があり、発行許可レターを入手した上でカナダ入国の際にワークパーミットを取得することが必要になる。


解答・解説

CICからの電撃的なこの発表で、5月1日以降は日本在住者のワーキングホリデービザを除く全ての一時滞在許可証及び永住権の申請書は、マニラオフィスで審査されることになりました。今回はベルリンなども閉鎖の対象となっており、現在移民省で進められている業務効率化、コスト削減の一環と思われます。さて、(1)については永住権の申請書は東京オフィスで既に審査中のファイルも含め、全てマニラオフィスに転送されて審査が再開されます。一方、5月1日以前に届いている一時滞在許可証の申請書は既に審査が開始されているか否かに関わらず在日カナダ大使館で最後まで審査されます。(2)の日本からの学生ビザの申請方法としては確かに2つの方法がありますが、健康診断が必要なケース、16歳未満の申請者、家族を同伴する場合はオンライン申請できないので注意が必要です。最後に、駐在員の就労ビザに関しては日本のようなビザ免除国の場合、従来から必ずしもカナダ大使館経由で発行許可レターを予め取得する必要はありません。入国の際に空港オフィサーに必要書類を提示して直接審査を受け、ワークパーミットを発行してもらうことが可能となっています。但し、駐在員としてのビザ発行要件が確実に満たされていること、健康診断が必要な場合など空港申請できないケースに当たらないかどうかに留意する必要があります。以上のことから、今回は正解なしとなります。

 


<「カナダ イミグレ ビザ」一覧へ

<コラム一覧へ