カナダ イミグレ ビザ連邦スキルワーカーの申請方法について

連邦スキルワーカーの申請方法について

(2011年8月19日記事)

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題で
あなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

質問

今月は最近発表された政府からのインストラクションも含めた連邦スキルワーカーの申請方法について取り上げます。次のうち正しいものはどれでしょうか。


ケース(1)
2011年7月1日から12年6月30日までに受理される指定職種カテゴリーによる申請書のうち審査される件数は、トータル1万ケースとなった。これを超えて届いた申請書は移民局に保管され、12年7月以降の審査にまわされる。

ケース(2)
CIO(ノバスコシア州のオフィス)では申請書類の不備チェック、審査を受けるための要件を満たしているかどうかのスクリーニングは行なわれるが、ポイントアセスメントは行なわれない。申請要件を満たしていない場合は申請書類一式が返送され、申請料は返金される。

ケース(3)
申請中に結婚やコモンロー関係の成立、子どもの誕生があった場合は、プロセスの遅延を避けるためにも報告を控えることが望ましい。審査が終了し永住権が発行されてから、ランディングの際、またはその後改めて移民局に報告すべきである。


解答・解説

6月末の政府発表により、11年7月から1年間に受理される連邦スキルワーカークラスの申請件数は、雇用アレンジのない申請書に関し上限が1万ケースに設定されました。また、この1万ケースの範囲内で、各指定職種につき500ケースを上限に受理されます。上限に達した段階でそれ以降に届いた申請書は全て返送されます。次にCIOでは(1)書類の不備がなく申請書としての要件を備えているか、(2)指定職種カテゴリーまたは雇用アレンジカテゴリーのいずれかの申請要件を満たしているか、(3)スキルワーカーとしての最低要件及びポイントを満たしているか、なども合わせて審査されます。このうち(1)の段階で申請を拒否されると、書類一式が返送され申請料は返還されますが、(2)まで進んでしまうと申請書類は返却されません。その場合は申請準備をやり直す必要が出てくるので注意が必要です。最後に審査の途中で家族構成が変わった場合は、直ちに報告する必要があります。報告しないままに永住権保有者となってしまうと、申請当時には家族のメンバーが実在しなかったことになり(虚偽申請)、後日ファミリークラスでの呼び寄せもできなくなる可能性が出てきます。従って、今回は全ての解答が誤りとなります。