カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q: 今月は来年1月より再開予定の両親、祖父母の呼び寄せスポンサーシッププログラムについてです。正しい記述はどれでしょうか。

(2013年10月18日記事)

 

ケース(1)
新プログラムではスポンサーになるための最低収入額が上がり、しかも過去3年間にわたり収入がその基準を上回ることが必要となる。

ケース(2)
これまで両親のスポンサーになる場合は、その子ども(スポンサーの兄弟)が22歳未満であれば同伴家族として申請に加えることができたが、新プログラムでは原則として19歳未満の子どもに限られる。

ケース(3)
本プログラムで移民申請中も、スーパービザで両親、祖父母をカナダに長期滞在させることができる。


解答・解説

カナダの両親、祖父母の呼び寄せのためのスポンサーシッププログラムは2011年11月に新規申請書受付が停止となり、プログラムの見直しが行なわれていました。停止後は受領済みファイルの審査が進むとともにスーパービザが導入され、移民としてではなく、ビジターとして2年ごとに更新を繰り返しながら最長10年間の長期滞在をすることも可能になりました。

さて、来年1月からようやく新プログラムがスタートすることになりましたが、以前に比べるとスポンサーの要件が厳しくなりそうです。まず、スポンサーの収入要件ですが、これまでは前年度の収入が、扶養家族の数に応じてカナダ統計局が毎年更新する最低収入基準を超えていればスポンサーになることできました。しかし、新プログラムでは最低収入基準の3割増を上回る収入が必要となり、しかも3年間連続でこの基準を満たしていることが必要となります。つまり、スポンサーはカナダに居住してから3年以上を経過し、既に経済的基盤を十分に確立していることが条件になります。次にスポンサーの扶養義務はこれまでの10年間から20年間に延長されます。したがって、この間に扶養家族が州政府の身体障害者手当などを受けると、スポンサーにはこれを返金する義務が生じます。最後に、同伴できる子どもの年齢が22歳未満から19歳未満に改訂されることになりました。この基準は他のカテゴリーにも来年より適用される見込みです。

来年はこのクラスから5000ケースを上限に新規申請書が受け付けられる予定ですが、スーパービザは引き続きプログラムを継続します。したがって今回は全て正解となります。

 


<「カナダ イミグレ ビザ」一覧へ

<コラム一覧へ