カナダ イミグレ ビザ

 

 

 

カナダのイミグレ・ビザに関する3択問題であなたの知識を深めよう!

文/上原 敏靖

Q: 今月は最近発表された法律改正を含めたファミリークラスのトピックについて例題を作りました。次のうち正しいものはどれでしょうか。

(2012年12月21日記事)

 

ケース(1)
2011年1月からつき合いを始めたカナダ人と最近結婚したAさん、来年早々に移民申請をする予定だが、つき合い始めてから申請まで既に2年経過しているので永住権発行後特に新しい条件を課されることはない。

ケース(2)
2010年1月にコモンローパートナーとして永住権を取得したBさん。残念ながら移民後半年で関係は破局となったが、その後つきあい始めた日本人留学生と先月結婚した。来年早々に今度はスポンサーとして配偶者の移民申請をサポートする予定。

ケース(3)
5年前に家族(本人、配偶者、子供二人)で移民したCさん。子供の世話をしてもらうために日本に住む母親のスーパービザを取得してカナダに呼び寄せたい。昨年の年収は4万ドル弱、母親は健康なので取得可能と考えている。


解答・解説

ファミリークラス(配偶者、コモンローパートナー)の申請者に新しい条件が導入されました。今年10月25日以降このクラスからの申請者は、Aさんのように申請時において結婚またはコモンロー関係の開始から2年間経過しておらず、かつ、二人の間にできた子供がいない場合は、永住権発行後少なくとも2年間は関係を維持しつつ同居していなければならず、関係の破綻等によりこの条件が満たされなくなったときは、CICによる調査を経た上で永住権を取り消されることがあります。次に、Bさんのように配偶者・コモンローパートーとして永住権を取得した場合は、取得から5年経過するまでは、新たに別の配偶者・コモンローパートナーのスポンサーになることはできなくなりました。一方、Bさんのスポンサー側はこれまで同様に3年経過後に新たに別の配偶者、コモンローパートナーのスポンサーになることができます。スーパービザというのは、昨年11月以降新たに導入された親を呼び寄せるための長期観光ビザです。このビザにより最長10年間の滞在が可能になりましたがスポンサー側に収入要件があり、例えばCさんのように母親を含めて5人家族になる場合は、現在最低$47,710の年収が必要なためスポンサーになることができません。従って今回も正解なしとなります。

 


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