いのちを生きる心と身体 (2017年1月6日記事)



その13:インフルエンザの季節です!

今回はインフルエンザ対策についてお話ししましょう。風邪よりも症状が重く、短期間で爆発的に流行し、合併症を引き起こしやすいインフルエンザ。主に咳やくしゃみなどによって飛び散ったウイルスを吸い込んでしまうことで感染します。1回のくしゃみで約100万個のしぶきが飛び散るために急速に広がってしまうのです。

特に注意してほしいのは高齢者や幼少児、妊婦などハイリスクグループの人たち。一般には38度以上の高熱、頭痛、倦怠感などの全身症状を伴います。最近では、軽症や無症候性感染が多く感染拡大につながっていると考えられています。特に高齢者では特徴的な症状が現れないことがあり、対応が遅れる場合があります。幼小児の命に関わる合併症はインフルエンザ脳症。インフルエンザの際に避けねばらない解熱薬があることをご存知ですか? ある種の解熱薬は脳症を重症化するという報告があります。医師から処方された薬以外を服用しないように! 幼少児に大人の薬を少量使うなどはもってのほかです。

インフルエンザの予防3原則は以下になります。

1.免疫をつける(予防接種)
ワクチン接種の効果はインフルエンザの型などによって異なりますが、症状を軽く抑えることが期待できます。効果が現れるまでに約2~4週間かかるので(個人差あり)流行前に対処しましょう。

2.感染経路を絶つ
流行時はなるべく人ごみを避け、帰宅したら手洗いとうがいをしましょう。日本ではマスクの着用は一般的ですが、当地では奇異な目で見られるかもしれませんね。マスクの着用はウイルスを巻き散らす、あるいはもらってしまう状況を避けることができます。室温と湿度を適切に保ちましょう。

3.抵抗力をつける
十分な睡眠と休養、そしてバランスのとれた栄養をとりましょう! 体力や抵抗力によってインフルエンザにかかりにくくなることは明らかです。日頃から生活習慣に留意しましょう。

私は乗り物に乗ったらコートを脱ぐ(体温調節)、湿度を保つ、バランス良く食ベるなど、常に心がけています。インフルエンザにかかった記憶はこの50年ありません。老いを自覚するのはインフルエンザにつかまった瞬間でしょうね。




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