Vol. 03 増加傾向のグローバル入試とは?

大学入試では「グローバル入試」が増加しています。「AO(アドミッション・オフィス)入試」は、従来の教科学力試験の結果を重視する入試とは異なり、高校の成績や課外活動を重視し小論文や面接で選考する入試方式ですが、グローバル入試はさらに英語力も重視する入試方式です。

出願資格として、TOEFLやTOEIC、IELTS、英検などの英語検定の一定のスコアや合格級が求められたり、これらのスコアや合格級が合否判定に利用されたりします。つまり、英語力の4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の高い受験生を選抜し、国際社会で活躍できるグローバルな人材に育成しようという意図があるのです。

また、「活動記録報告書」の提出を求める大学もあります。例えば、早稲田大学の活動記録報告書には、秀でた成績をおさめた課外活動について、「その活動を通じて学んだこと」および「それを今後の勉学と将来にどう活かしたいか」を、それぞれ300字以上400字以内で記入して提出します。課外活動の内容としては、生徒会や地域活動、ボランティア活動、学芸や弁論、スポーツなどにおける大会やコンクール、展覧会などが該当します。さらに、活動記録報告書に記入した活動実績を客観的に証明するため、学校長または各種団体長など活動内容をよく知る者の証明を受けた「活動内容証明書」の提出も必要です。

グローバル入試ではAO入試と同様に、小論文や論文、面接や口頭試問を課す大学が目立ちます。例えば、首都大学東京においては、「小論文は課題に対する考察力、論理性、表現力などを評価する。面接は受験生本人のこれまでの活動内容、国際社会及び専攻を希望する分野に関する知識、関心及び考え方について問い、意欲、コミュニケーション 能力、柔軟性、適性を評価する」と募集要項で記しています。

なお、グローバル入試は、東北大、亜細亜大、昭和女子大、東京理科大、関西学院大などでも実施されています。

 

▲高校時代の課外活動は重要  ©名古屋国際中学校・高等学校

 

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