蔵の道其の四十四(2016年3月4日記事)

地域づくり総務大臣表彰

東日本大震災以降、東北をフォーカスした様々な事業を国が行なってきました。そんな中で、震災後の2012年、総務大臣が毎年その地域の地域づくりに貢献した団体・個人に贈呈する「地域づくり総務大臣表彰」の「優秀賞」を、南部美人五代目蔵元久慈浩介が受賞しました。

その表彰式はいつもは東京で行なわれるのですが、この時は東日本大震災の被災地に配慮して仙台市で開催されました。

これまでこのコラムでもご紹介してきましたが、私は世界一長い焼き鳥作りや、世界一大きな南部せんべい作りに挑戦、そしてNPO法人カシオペア市民情報ネットワークを立ち上げたり、二戸地域にコミュニティ・ラジオ局「カシオペアFM」を開局するなど、地域の皆さんに情報を積極的に発信してきました。

さらに東日本大震災発生後は、早い時期から「ハナサケ!ニッポン!」という組織を結成し、被災地の経済を応援するために“自粛するよりもお花見をして日常を取り戻してください”というメッセージを動画サイトYouTubeで発信。東北のお酒を飲んで食材を食べるよう全国の皆さんにお願いしました。これらのことが高く評価されて、受賞に繋がったのだと思います。

この表彰は、たまたま私が表に立って活動しただけの話で、決して私1人の功績ということではありません。裏で支えてくれた、たくさんの仲間たちの功績として、ありがたくお受けしました。

この表彰を受けて、そこで地域づくりが完結するのではありません。あくまで途中経過で、さらに今まで以上に頑張るように、という激励だと捉えています。これからも自分の人生をかけて、私の育った二戸市、そして岩手県が、昔よりももっと良い地域になるように、未来のある子どもたちが胸を張って「この町が好き」と言えるような、素敵な地域にしていくことをここに誓います。 これからも、しっかりと頑張っていきますので、ぜひ遠くから皆さんにも応援をしていただきたく思います。よろしくお願いします。


<「蔵の道」一覧へ

<コラム一覧へ