蔵の道其の四十八(2016年7月1日記事)

IWCの日本酒カテゴリー兵庫県で開催

毎年英ロンドンで開催される、世界最大のワインのコンテストであるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)には、10年前に「日本酒カテゴリー」が創設されました。これは、当時の日本酒造組合中央会の若手組織である日本青年清酒協議会が、当時の会長である宮城県「浦霞」の佐浦社長のもと、日本酒の価値を世界に通じるものにするために、必死の努力で創設しました。

それ以来、毎年ロンドンで行なわれるIWCのコンテストには日本全国から日本酒が出品されています。IWCの日本酒部門には、さらに純米大吟醸や大吟醸など9部門に分けられています。外国人と日本人の審査員がおり、各部門で優秀なものにゴールドメダルを、そのゴールドメダルの中から特に素晴らしいもの1点に「トロフィー」を与えてきました。

さらに、その各部門のトロフィーの中から選ばれた、最高の1点が、「チャンピオンサケ」となり、ロンドンで表彰されます。

昨年のチャンピオンサケは福島県の「会津ほまれ」の純米大吟醸でした。


そんなIWCの日本酒カテゴリーが今年で10周年ということで、なんと日本の兵庫県で開催されました。兵庫県は酒造好適米の最高峰「山田錦」の一大生産地であること、そして日本でも最も生産量が多い酒どころである灘をPRするために、知事を筆頭に県をあげて、IWCの日本酒カテゴリーの審査を誘致しました。

日本酒カテゴリーへの出品は、例年は600点から700点くらいなのですが、今年は日本開催という事もあり、最終的には1,282点の出品があり、審査委員も14か国から57名の外国人や日本人が参加して審査が行なわれました。 そして、なんと当社の南部美人が今年の本醸造部門で最も素晴らしいお酒に与えられる「トロフィー」を受賞いたしました!

それ以外の部門の結果などはこちらをご覧ください(www.sakesamurai.jp/iwc16_trophy.html)。 世界が認める日本酒になるために10年頑張ってきましたが、その成果は確実に出ています。これからもIWCという世界最大のワインコンテストで日本酒が評価されるように頑張っていきます。


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