蔵の道其の五十一(2016年10月7日記事)

ロバート・パーカー氏による 初の日本酒評価

ワインの世界では大変有名なロバート・パーカー氏による、初めての日本酒評価が発表されました。

パーカー氏は、1947年生まれの元弁護士で、ワイン好きが高じ、消費者の立場からワインの本を書いてみたいと考えて、1978年にワインのニュースレター『The Wine Advocate』を創刊しました。100点法のワイン評価(パーカーポイント)はそれまでのワイン業界の常識を覆す衝撃であり、現在でも大きな影響を与えています。

パーカーポイントの高いワインは高値で取引されるなど、ワインの世界では大きな影響を持つ、パーカー氏。その彼が、今年初めて日本酒をワインと同じパーカーポイントで評価をして発表しました。

800点の無作為に選んだ日本酒から、上位80点が発表され、日本では大きな話題となりました。

当蔵のお酒もなんと93点という高得点を取得しました! 最高得点は98点で、新潟の蔵元です。その次は95点、94点と続きますので、93点は大変良い点数だと言えます。


日本酒は今までどのような基準で選んでいいか、特に海外ではわかりにくい部分がありました。日本国内だと「テレビに出ていた」とか、「有名な蔵元杜氏が造っている」とか「自分の実家のある県の酒だから」とかで選ぶ基準はたくさんあります。しかし海外ではそういった基準が大変少ないため、このようにワインの世界でワインを選ぶ新しい基準の「パーカーポイント」という基準が日本酒でも出来たことにより、新たな日本酒ファンをワイン好きの人たちの中に創り出すことが出来ると思っています。

何よりも、ワインの世界の超有名人が日本酒を見てくれている、という事実がうれしく、日本酒がまた1歩世界に近づいたと感じ、とてもうれしくてたまりません。

まだまだ日本酒には大いなる可能性があることを信じ、これからも頑張っていきたいです。


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