蔵の道其の五十四(2017年1月6日記事)

THE JOY OF SAKE

2001年以来毎年開催されている「全米日本酒歓評会」が今年も開催されました。350点以上の出品酒を、日本と米国の10名の審査委員が評価します。部門は4部門にわかれ、審査の結果、各部門ごとに上位のお酒に金賞と銀賞が授与されます。さらに金賞の中から総合評価で特に高得点を獲得した出品酒にグランプリと準グランプリが授与されます。

その中で、今年は当社の特別純米酒が、純米酒部門で準グランプリに輝きました。

全ての部門でのグランプリや準グランプリの受賞蔵は圧倒的に東北の蔵が多く、ここでも東北の酒蔵の製造技術の高さが評価されました。

全米日本酒歓評会の出品酒は、ホノルル、ニューヨーク、東京の世界3都市で開かれる「THE JOY OF SAKE」で一般の人にも提供され、受賞酒は東京会場で表彰されます。

ホノルルでのイベントは7月に開催されました。ホノルルはこのイベントの発祥の地でもあるので、大変な人気でした。さらに9月にイベントが行なわれたニューヨークでは、アメリカで最も多くの日本酒の銘柄が親しまれている地なので、こちらも大勢の現地人が駆けつけて楽しんでもらいました。 東京での開催は11月ということで、まさに日本は寒さが厳しくなり、日本酒が恋しい季節に行なわれました。


東京の五反田で大変多くの日本人、そして日本在住の外国人も参加して大いに盛り上がりました。

日本では様々なお酒のイベントがありますが、これだけ外国人が多い酒のイベントはなかなかないでしょう。

日本にいながら、世界の日本酒のトレンドを知ることが出来るこの会。最近ではアメリカの酒蔵からの出品もあり、まさにワールドワイドな評価の会になってきています。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門も同じくですが、日本だけではなく、世界中で日本酒を色々な形で評価し、楽しんでくれる人がたくさん出てきて、まさに今日本酒は世界の日本酒になろうとしているのだと感じています。


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