vol. 13 風邪に効くツボ

風邪は体表から引くと東洋医学では考えます。引き始めに治すと、腹痛など症状が内臓に入ったり、長引いたりしません。熱が出るのは免疫作用が働いている証拠なので、できれば解熱剤など飲まずに熱を出し切ると、後で体がとてもすっきりします。風邪を引くのは体が疲れている証拠。十分に休養を取りましょう。



【1】風池(ふうち)首の後ろの2本の太い筋のやや外側。左右の中指で同時に押します。指圧しながら頭を前後すると刺激が増します。頭痛や首のこり、微熱、体のだるさなどを和らげます。

【2】風府(ふうふ)後頭部と首の境にある太い2本の筋肉にはさまれたくぼみの上端中央。中指を合わせて押します。気管支や肺の働きをよくします。鼻水、鼻づまりの特効ツボでもあります。

【3】大椎(だいつい)首を前に曲げると首と背中の付け根に出る突起の下のくぼみ。中指で大きな円を描くように押します。ドライヤーやカイロで温めると、悪寒、のどの痛みなどに効果的です。


引き始めは汗で撃退風邪が体表にあるうちは汗をかいて風邪を流し出します。熱めのお風呂に入ったり、生姜やねぎ、唐辛子などを食べて発汗させます。汗をかいたら必ず汗をふき、シャツを着替えて下さい。

のどの痛みに効く蜂蜜大根まず、大根を2センチ角に切り蜂蜜をかけて半日置きます。すると大根の汁が出てくるので、その蜂蜜と混ざった大根の汁を飲みましょう。寒気がする時はチキンスープが体を温めてくれます。

風邪を引いてしまったら…風邪を引いている時は背中の毛穴が開いています。夜は、パジャマと背中の間にタオルを挟むと、冷えずにタオルが汗を吸い取ります。昼間はタートルネックやスカーフで首元をカバーしましょう。

今回の先生 Michiko Takehisa

オンタリオ州公認鍼灸師。日本の鍼灸・あん摩マッサージ指圧師国家資格保持。日本とカナダでの17年以上の臨床経験。東洋医学に基づいた理論や手技を用いた治療を行なう。カナダでの指圧指導にも従事していた。



Tokyo Acupuncture and Shiatsu Clinic
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